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成道寺の宝篋印搭
建造物/有形文化財
指定の種類
市指定文化財
指定年月日
昭和61年9月30日
所在地
焼津市一色
所有者
成道寺
解説
高さ約4m(基壇を含む)
成道寺の宝篋印塔は、天明7年1月(1787)に建てられたものである。構造は、下に三段の壇をつくり、壇上に下から反花座・基礎・塔身・笠の順に積み、その上に相輪を立てている。しかし、宝篋印塔の特徴である笠の四隅にある隅飾の突起は、この塔にはつけられていない。塔身は、平面四角で、2段に分かれていて、上段には東・南・西・北の順に「寶」「筺」「印」「塔」と大きく刻印されている。また下段にはこの塔の由来が書かれている。この宝篋印塔は、信州高遠の石工によって作られたものである。
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ページ更新日:2021年1月19日