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林叟院の宝篋印搭
建造物/有形文化財
指定の種類
市指定文化財
指定年月日
昭和61年9月30日
所在地
焼津市坂本
所有者
林叟院
解説
高さ約260cm
林叟院の宝篋印塔は、いつ建立されたかは不明である。一度移動しているということであるが、寛政3年(1791)の寺古図には記載されているので、それ以前に建立されたと推定される。構造は、下に基壇を置き、その上に反花座・基礎・塔身・笠の順に積み、その上に相輪を立てている。塔身は平面四角で四面に四方仏の種子(梵字)が陰刻されており、これは密教の金剛界四仏を表現している。また、反花座の下側の四面には、細かい文字が書かれている。
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ページ更新日:2017年3月18日