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永豊寺の山門
建造物/有形文化財
指定の種類
市指定文化財
指定年月日
昭和60年2月21日
所在地
焼津市西小川
所有者
永豊寺
解説
間口3.50m奥行3.55m、梁下3.60m
木造平屋建、切妻造平入、茅葺、総欅造りの薬医門。明和6年(1769)11月、三ケ名の中島重右エ門が寄進したものであり、大工棟梁は藤枝宿木町の仁左衛門、仕手棟梁は築地の甚七と記されている。全体的に明和新建当時の姿をよく残すものと考えられ、絵様・彫刻は、その時代を表している。後補も細心であり、類似建造物の参考ともなる。特に屋根は近世から近代にかけ、瓦葺、銅板葺に改変されたものの多い中にあって、創建のまま茅葺であることは貴重である。
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ページ更新日:2017年3月18日