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認知症に関すること
認知症になっても安心して暮らせる街・焼津市を目指して
高齢者の増加に伴い、認知症の人の増加も予想されています。認知症になっても住み慣れた場所で生活を送れる街を目指し、様々な取り組みを進めています。
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認知症を知る
認知症とは
認知症は、脳の疾患により認知機能が低下し、日常生活に不具合が生じる状態をいいます。
早期発見・早期治療がとても重要です。
記憶障害
認知症の代表的な症状の一つが、記憶障害です。単なる老化による物忘れとは異なる特徴があります。
老化による物忘れ | 認知症による記憶障害 |
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体験の一部を忘れる 例:食べた朝ごはんの献立を忘れる |
体験の全部を忘れる 例:朝ごはんを食べたこと自体を忘れる |
ヒントがあれば思い出せる | ヒントがあっても思い出せない |
日常生活に大きな支障は出ない | 日常生活に支障が出る |
認知症を正しく理解するために(認知症サポーター養成講座)
認知症サポーター養成講座では、認知症の種類や症状などの知識や対応の方法を学ぶことができます。
認知症が心配になったら
認知症の相談をしたい
「何かいつもと違う」と感じたら、早めにかかりつけ医や地域包括支援センターに相談することをお勧めしています。周りの人が先に気になった場合も同様です。
各地域包括支援センターと地域包括ケア推進課に配置している認知症地域支援推進員にご相談ください。
認知症地域支援推進員とは
認知症の人やご家族が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、様々な相談に応じます。また、地域の皆さまや医療・介護サービス等と協力し、認知症への理解を深めるための企画・調整を行います。
各地域包括支援センターと地域包括ケア推進課に1名ずつ配置しています。お気軽にご相談ください。
おむすび通心
焼津市の認知症地域支援推進員の活動や、認知症に関する取り組みを知ってもらうため、認知症地域支援推進員通信「おむすび通心」を発行しています。
最新号は第14号です。
- おむすび通心 令和6年度秋号(第14号)(PDF:1,010KB)(別ウインドウで開きます)
- おむすび通心 令和6年度夏号(第13号)(PDF:646KB)(別ウインドウで開きます)
- おむすび通心 令和5年度分(第9号から第12号)(PDF:3,833KB)(別ウインドウで開きます)
- おむすび通心 令和4年度分(第5号から第8号)(PDF:1,631KB)(別ウインドウで開きます)
- おむすび通心 令和3年度分(第1号から第4号)(PDF:1,459KB)(別ウインドウで開きます)
認知症初期集中支援チーム
必要に応じ、認知症の専門家により構成されている「認知症初期集中支援チーム」で初期の段階で一定期間(おおむね6か月)集中的にサポートします。
早期の治療で改善が期待できるものもあり、また、進行をゆるやかにすることにもつながります。症状が軽いうちにサポートを受けることで周囲の人と話し合いができ、病気と向き合う準備ができます。
支援チームは、地域包括支援センターに設置されています。
若年性認知症について
若年性認知症とは、65歳未満の人が発症した認知症のことをいいます。
働き盛りでの発症が多く就労や日常生活への影響や不安など、高齢者が発症した場合と違った心配事が出てきます。
焼津市では、若年性認知症ガイド(PDF:1,478KB)(別ウインドウで開きます)を作成しました。少しでも不安の軽減となり、今後の生活の道しるべとなることを願っています。
若年性認知症相談窓口
静岡県では、若年性認知症の方や家族に対し、その置かれた状態に応じた適切な支援を行うため、「静岡県若年性認知症相談窓口(PDF:1,207KB)(別ウインドウで開きます)」を開設しています。若年性認知症のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
- 相談窓口:静岡県総合社会福祉会館シズウエル4階(静岡市葵区駿府町1-70)
- 専用電話:054-252-9881
- 相談日時:週3日(月・水・金)午前9時~午後4時(祝日及び年末年始は除く)
認知症になっても住み慣れた地域で暮らすために
認知症ケアパス
認知症は段階的に症状が異なり、環境も症状に影響します。経過をたどる中で、状態に合った医療等の支援(サービス)を受けることが重要となります。
「認知症ケアパス」は、認知症の人の状態に応じた適切なサービスや地域資源の提供を表したものです。
認知症の人と家族にも手に取っていただき、地域で本来の生活を営むために必要なことを周囲の人と一緒に考える道しるべになればよいと考えています。
認知症ケアパスは地域包括ケア推進課、地域包括支援センターなどで相談の際、お渡ししています。
焼津市おみね輪プロジェクト(おでかけ見守りネットワーク)
認知症により外出に不安のある、市内、在宅で生活するおおむね65歳以上の方を対象に、焼津市おみね輪プロジェクトを実施しています。
詳細については、焼津市おみね輪プロジェクト(おでかけ見守りネットワーク)のページをご覧ください。
焼津市認知症高齢者個人賠償責任保険
認知症高齢者やその家族が安心して生活することができるまちづくりの施策として、認知症高齢者の個人賠償責任保険事業を実施しています。
詳細については、認知症高齢者個人賠償責任保険事業のページをご覧ください。
チームオレンジ
チームオレンジとは、認知症の人やそのご家族を地域で支援するグループです。認知症の人を支援するだけでなく、認知症の人もともに活動する社会参加の場としての役割を担っています。
令和6年8月末時点で市内に13チームあり、定期的な認知症カフェの開催や、地域での見守り活動を行っています。
「地域で認知症の方を支えていきたい」「共に活動したい」という人は、地域包括ケア推進課又は地域包括支援センターまでご連絡ください。
認知症本人ミーティング
認知症本人ミーティングとは、認知症の本人が集い、本人同士が主になって、自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、自分たちのこれからのよりよい暮らし、暮らしやすい地域の在り方を一緒に話し合う場です。
詳細については、認知症ちょっくら話そう会(本人ミーティング)のページをご覧ください。
家族会
家族の視点で多様な活動をしています。認知症の人を介護する家族が集まり、相談や情報交換などを行っています。同じような悩みをもつ家族同士で気持ちの共有などが行えます。
ひまわりの会
会報「ひまわり通信」を発行しています。バックナンバー(ひまわりの会ホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
- 定例会:毎月第1木曜日、午前10時~
- 焼津市総合福祉会館ウェルシップやいづ1階
- 電話番号:054-626-1219(地域包括ケア推進課)
- ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
めぐみの会
偶数月の第1水曜日に、介護経験者による認知症講座を開催しています。
- 定例会:毎月第1水曜日、午前10時~
- 焼津市総合福祉会館ウェルシップやいづ1階
- 電話番号:054-626-1219(地域包括ケア推進課)
日々草の会(家族介護者の会)
- 定例会:毎月第3木曜日、午後1時30分~
- 焼津市大井川福祉センターほほえみ1階
- 電話番号:054-664-2700(大井川地域包括支援センター内)
認知症カフェ
認知症の人やその家族が専門職に相談したり、地域住民と交流をする場所です。閉じこもりがちになる認知症の人が外出するきっかけづくりや家族の気分転換にもつながります。それぞれが独自のメニューを考えて実施しています。詳しくは地域包括ケア推進課(電話番号:054-626-1219)までお問い合わせください。
市内の認知症カフェ
ちょっくらよらっカフェ
- 毎月第4土曜日、午前9時30分~11時30分まで
- 焼津市石津(詳細はお問い合わせください。)
かすみそうカフェ
- 毎月第1水曜日、午前9時~午後1時まで
- 焼津市総合福祉会館1階
認知症カフェ運営事業補助金
認知症の人が住み慣れた地域で安心して生活を続けることができる地域づくりの推進に向け、認知症の人の家族の介護負担軽減等のため、認知症の人やその家族、地域住民、専門職等が気軽に集うことのできる認知症カフェを運営する団体等に対し、補助金を交付します。
詳細については、令和6年度焼津市認知症カフェ運営事業補助金のページをご覧ください。
認知症市民啓発上映会
2024年11月30日(土曜日)に、認知症の普及啓発の一環として、若年性認知症の当事者をモデルにした映画「オレンジ・ランプ」の上映会を開催しました。
認知症当事者と支援者による振り返りトークや、認知症の症状を本人視点で体験できる認知症VR体験も実施しました。
その他
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ページID:8099
ページ更新日:2025年1月6日