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困りごとマルっとサポートセンター(重層的支援体制整備事業)
焼津市では、市民の皆さんの複雑化・複合化する支援ニーズ(ヤングケアラーや8050問題、ダブルケアなど)に対応する新たな支援体制として、重層的支援体制整備事業を軸とした「困りごとマルっとサポートセンター(重層的支援体制整備事業)」を地域福祉課内に整備し包括的な支援を実施しています。
困りごとマルっとサポートセンターは、「高齢」、「障害」、「こども」、「生活困窮」などの各分野における、複雑化・複合化する支援ニーズに対応するため、庁内27課及び各種支援機関と連携した体制を構築し実施しております。
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業務内容
これまで1つの支援機関で対応していた複合課題を持つ事案に対して、複数機関による支援のコーディネート及びプラン作成等を行っています。
困りごとマルっとサポートセンター(重層的支援体制/総合中核機関)支援イメージ

- 焼津市民が抱えるさまざまな困りごと(たとえば、介護、障害、子育て、生活の困難、ひきこもり、ヤングケアラー、8050問題、ダブルケアなど)について、身近な支援機関(地域包括支援センター、障害者相談支援事業所、子ども家庭センター、生活困窮窓口、市役所各課の窓口、支援関係機関、民生委員など)に気軽に相談してください。
- 相談を受けた支援機関が、内容について複数の関係機関による支援が必要と判断した場合や、自分たちの支援範囲だけでは解決が難しいと感じた場合には、困りごとマルっとサポートセンター(総合中核機関)に連絡します。
- 困りごとマルっとサポートセンターでは、支援機関から寄せられた問題に対して、支援調整や状況に応じた訪問支援、社会参加の支援を行い、支援機関と連携しながらより効果的なサポートを提供します。
- 困りごとマルっとサポートセンターは、焼津市民が抱えるさまざまな困りごとに対して、一元的なサポートを提供し、地域の支援ネットワークと連携しながら、安心して生活できる環境作りを目指しています。
困りごとマルっとサポート事業全体像

地域づくり(地域づくり事業)
各種プラットフォームを活用し、地域づくりをコーディネートします。
多機関協働(困りごとマルっとサポートセンター)
支援会議・重層的支援会議を実施して情報共有や支援プラン作成などを行います。会議では「全方位型アセスメント」の手法を採用しています。
相談(包括的相談支援事業)
世代や属性を超えて相談を受け止め、必要な機関につなぎます。
「高齢」「こども」「生活困窮」「障害」など、各分野の相談窓口が困りごとを受け止め、必要に応じて「困りごとマルっとサポートセンター」に連絡します。
参加(アウトリーチ等を通じた継続的支援事業・参加支援事業)
つながりや社会参加の支援を行います。焼津市では、市内の事業者に協力をいただきながら、狭間のニーズにも対応する参加支援を強化していきます。
参加支援の協力事業者
焼津市困りごとマルっとサポート事業の、参加支援事業に協力いただいている企業を紹介します。通常のサービスとは異なる形で、支援が必要な人の社会参加に寄与しています。
参加支援事業の協力企業一覧(令和7年10月10日時点)
- 株式会社田子重
- 株式会社倉嶋自動車商会
- 犬の床屋さんポチの家
- まつのき農園
- ヤーコンファーム
- 母ちゃんの台所ふく
- 野いちご
- 有限会社新藤登代治商店
- 株式会社山七
- 株式会社マルヨシ加工
- 合同会社あめのちはれ
- 有限会社一筋運輸
- ブルーベリーガーデンやいづ
焼津市は引き続き、参加支援事業の協力企業を募集しています。
焼津市のマルっと会議手法
本市では「全方位型アセスメント」の形式で「重層的支援会議」「支援会議」を実施しています。
アドバイザーから事業や、会議の運営等について助言を受けながら進めています。
全方位型アセスメント
全方位型アセスメントの手法について紹介します。

このように、7つのステップで会議を進めていきます。
- 問題点:各分野からの視点で問題点を抽出
- ストレングス:世帯または個人の強みを探し解決の際の材料とする
- 問題点の仕分け:抽出した問題が誰/何に起因するものか仕分ける
- 類似の問題点を束ねる:問題の背景が類似するものを集める
- 導き出された課題:前ステップで束ねた問題点から課題化
- 具体的な方法:課題に対して各分野の知識を総動員し解決策を検討
- 担当者決定:それぞれの解決策に対して役割を付し支援を開始
効果:点の支援から面の支援へ
この手法を用いることで、世帯の複雑化・複合化した課題の構造化が図られ、各種問題の要因が紐解かれることにより、多機関協働の潤滑元となっています。従来の会議・支援方法は、各分野の視点で支援(点の支援)を実施していましたが、関係する分野が協働し連動した支援(面の支援)が行われることで、これまで以上に多くの事象の解決に向けた支援が動き出しました。
事業アドバイザー紹介

土屋幸己(つちやゆきみ)先生
- 一般社団法人コミュニティーネットハピネス代表理事
- 株式会社アストコ支援アドバイザー(障害者就労支援事業所)
- 社会福祉士
経歴
大学卒業後、障害分野、高齢分野を経て県内の社会福祉協議会事務局次長、県内自治体課長を務められ、全国のモデルとなる福祉総合相談支援体制を構築されている。
2015年には全国的に支え合い社会実現のために活動している財団法人さわやか福祉財団に入団。財団においては戦略アドバイザーとして介護保険制度で新設された、生活支援体制整備事業の推進と支え合い、助け合いのある温かい地域づくりを推進するため、市町村の支援を行った。
2017年には、一般社団法人コミュニティーネットハピネスを立ち上げ代表理事に就任し、市町の福祉アドバイザーやソーシャルワークの基本であるアセスメント研修をはじめとする各種研修等も実施している。
ケースの申請
新規で相談したいケースがある機関は「繋ぎシート」にご記入の上、困りごとマルっとサポートセンターに提出してください。
繋ぎシート
「繋ぎシート」の提出をもって受付となります。「繋ぎシート」の内容をもとに、会議の種類や招集メンバーを選定します。
ケース概要
会議開催が決定したら「ケース概要」を提出してください。会議の内容をより充実させるべく、できるだけ早い機会でのご提出をお願いいたします。
関連リンク
困りごとについてのお問い合わせ(市民向け)
関連する課・各種相談窓口(サイト内リンク)
高齢分野
障害分野
こども分野
生活困窮分野
その他の分野
困りごとマルっとサポートセンター連絡先
健康福祉部 地域福祉課
- 市役所本庁舎2階
- 電話番号:054-631-5530(重層的支援推進室)
- メールアドレス:fukushi@city.yaizu.lg.jp
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ページID:14988
ページ更新日:2025年10月17日