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水質事故を防ぎましょう
水質事故とは
河川・湖沼・海域等に油や化学薬品などの汚染物質が流出することで水質が悪化してしまう事故のことです。
水質事故が発生すると、農水産業への影響等により人々の生活に重大な被害を与えてしまうことがあるほか、河川、湖沼の水質異常や魚がへい死するなど、大きな影響を与えることがあります。
水質事故を起こさないために
川や海をきれいにするためには、多くの方々に水への関心を持っていただくことが大切です。日常生活の中で、川などを汚さないという気遣いが重要です。水路、側溝、雨水管等に、油や汚れた水などは流さないように注意してください。
工場・事業所など
- 油類や化学物質の取り扱いには十分注意し、貯油施設や化学物質などの定期的点検や安全確認、従業員への周知を図りましょう。
- オイルマット等の対策グッズを常備するとともに、防液堤や油水分離槽などを整備しましょう。
- 排水処理施設は定期的な点検・メンテナンスだけでなく、水質検査も実施することで異常の早期発見に努めましょう。
- 不要となった油分や薬品は、速やかに処分しましょう。
一般家庭
- 浄化槽は法律で定められた点検だけでなく、定期的にメンテナンスを受けて適正管理に努めましょう。
- 灯油の貯油タンクを設置している場合は、配管やバルブの定期点検を実施しましょう。
- 給油中はその場を離れず、キャップやバルブの閉め忘れに注意しましょう。
- 不要となった油や洗剤は、適正に処分しましょう。
水質事故をおこしてしまったら
流出拡大を防ぐ措置を講じるとともに、環境課にご連絡ください。被害の拡大防止には、初動対応(対策と通報)の早さが最も重要となります。
河川などの異常を発見したら
河川などの水質の異常を発見した時は、環境課へご連絡ください。
また、灯油やガソリンのような油臭を感じる場合には、消防防災センター(054-623-1119)へご連絡ください。
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ページID:12190
ページ更新日:2021年4月1日