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グリーンコンシューマー~環境にやさしい買い物をしましょう!~
「グリーンコンシューマー」とは、買い物をする時から環境や健康のことを考えて商品を買ったりお店を選んだりする行動ができる人、人と地球が共に健やかに生きることができるように日々の生活を考えている人のことをいいます。
皆さんも、商品を選ぶとき、「値段」だけでなく、「性能」「安全性」に加えて「環境」のことも考えてみませんか。
消費者が、生活に使うものを変え、環境を大切にしたライフスタイルに変えていくことで、ものをつくるメーカーも必然的に「環境」に負担の少ない商品を作り、グリーンな商品の市場を作ることになります。
グリーンコンシューマーによるライフスタイルの変革は「がまん型エコ生活」を強いるものではありません。
環境を大切にした商品を選ぶことで、生活の本質的な豊かさを求めていきましょう。
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1.グリーンコンシューマーの買い物行動の例をご紹介します
ごみになるものを買わない
リサイクルは出口対策です。入口対策として、包装されていないものを最優先し、次に最小限のもの、容器は再使用できるものを選びましょう。
レジ袋を減らす
買い物袋(エコバッグ)を持っていきましょう。
出掛けるときはマイボトルを持っていく
ペットボトルや缶など便利なものに頼らず、水筒を持っていきましょう。
未開封食品をごみとして出さない
不要なまとめ買いは避け、量り売り、ばら売りを利用して、必要な量だけ買いましょう。
たまに冷蔵庫をチェックし、残りもの、忘れていたものを使ってお掃除クッキングをしましょう。
日本の食品ロスは、令和5年度は約464万トンと推計されています。国民一人あたりに換算すると「おにぎり1個分(約102グラム)」の食べものが、毎日捨てられていることになります。
令和7年度に行った焼津市の燃やすごみ組成分析調査(別ウインドウで開きます)では、1自治会10袋ずつの燃やすごみとして出された袋の組成を調査しました。その結果、35自治会で、27.2キログラムの未開封食品が確認されました。令和6年度よりも組成比率は2.2ポイント減少し、市民の食品ロスへの意識は高まっていると考えられます。引き続き未開封食品が発生しないよう、買い物の段階から意識していただくようお願いします。

焼津市の燃やすごみ組成分析調査で確認された未開封食品の一部

焼津市の燃やすごみ組成分析調査で確認された未開封食品の一部
食料自給率を上げることに貢献しながら環境や健康に良い豊かな生活を
日本の2024年度の食料自給率は、カロリーベースで38%であり、先進国の中でも最低水準にあります。世界中から大量に輸入できていることで、私たちは毎日十分に食べることができていますが、世界で起きている人口増、地球温暖化による異常気象と急激な気候の変化等を考えると、食料自給率が低い日本がこのまま安心して住める社会とは言い切れません。
食料自給率を上げるためにも、買い物の段階で、次のような食料品の選択をすることが効果的です。しかも、これらの選択により、環境にも健康にも良いというメリットがあります。
国産、できれば地場産のものを選ぶ
日本、静岡県、志太地域、そして焼津の農業や漁業を支えることになります。輸送エネルギーという環境への負荷も少なくて済みます。

2025年12月15日に市役所本庁舎で開催した「やいづ地産地消マルシェin海街ホール」
旬のものを選ぶ
美味しい、栄養価が高い(健康に良い)、安いなどメリットが多分にあります。
可能な限り有機農産物、または特別栽培農産物を選ぶ
農薬や化学肥料を使っていない、もしくは少ないものは健康に良いということと、地球環境にも良い(土、水、大気、生態系への影響が少ない)といった豊かさにつながります。
添加物が入っていないもの、少ないものを選ぶ
添加物が入っていないものは、着色剤、発色剤を使っていないので、色は多少あせたような感じがあるかもしれませんが安全です。
日本で生産されていない食品などを選ぶときは、フェアトレード食品を選ぶ
「フェアトレード」の詳細は、フェアトレード・ジャパンのページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)をご覧ください。フェアトレードのラベルが付いている商品を探してみましょう。
グリーンコンシューマーによる地球温暖化防止
グリーンコンシューマーによる買い物時の行動は、地球温暖化防止にも貢献するものが多くあります。
家電製品
省エネ性能が高い製品は、購入時の価格は高くつくかもしれませんが、使用時の電気代金が安く済みます。
つまり、省エネになり、二酸化炭素の発生量も減少します。
自動車
燃費の良いものを選べば、同じ距離を走っても、ガソリン、軽油消費量が少なくなり、二酸化炭素発生量も減少します。
ごみ
ごみの焼却時はもちろんのこと、ごみの収集、運搬、埋め立てにもエネルギーが掛かっています。また、リサイクルにも大きなエネルギーが掛かっています。さらに、ごみになるモノの製造時のエネルギーも考える必要があります。
ごみそのものを買わないようにする、再使用を優先するというグリーンコンシューマーのごみ減らしは、製造時のエネルギー削減に直結します。
地球温暖化防止以外の環境課題に対しても効果的
熱帯林などの森林を守るための行動
- 家具は、合板製品を避け、国産材やFSC認証材(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)のものを選び、長期間使用する。
海洋汚染を防ぐ行動
フェアトレード製品を選ぶ
プランテーション農業では、大量の農薬が使われています。コーヒー、チョコレートなどは、可能な限りフェアトレード製品を選ぶことが、海の生き物を大切にし、私たちの健康を守るうえでも有効です。
パーム油製の製品はどんなものがあるか、どんな生産現場であるかを知る
食品では、インスタントラーメン、マーガリン、チョコレート、冷凍食品の揚げ油や油脂として、非食品では、シャンプー、石鹸、洗剤、化粧品などで使用されています。
原材料名では、パーム油と記載されることがなく、「植物油」「植物油脂」「ショートニング」「マーガリン」「界面活性剤」「グリセリン」などのような名称で記載されています。
生産性、汎用性が高く、私たちの生活に浸透しているパーム油ですが、一方で、その生産主要国であるマレーシア、インドネシアにおいて、アブラヤシのプランテーションが拡大されることは、森林破壊や野生動物への影響と直結しています。しかも、大量の農薬が散布されています。
かといって、パーム油が使用されている製品を全く利用しなくなるのも現実的ではありません。
まず、私たちの豊かな生活の裏にある背景(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)を知ること、そして、持続可能なパーム油の取組(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)についても調べてみましょう。
有機農産物を選ぶ
大半の農業は、農薬と化学肥料を使用しています。有機農産物を選ぶことは、健康に良く、海洋汚染を防ぐことにつながっていきます。
ビニル製、使い捨て型のプラスチック製品を用いない
プラスチックは軽いので、飛ばされ、海や川に流れ込むことがかなりあります。このことにより、浜や海を汚すだけでなく、海鳥やカメが餌と間違えて食べてしまうことがあります。
ダイオキシン発生を根本的に防ぐ
現在のごみの焼却場は、ダイオキシンが焼却時の化学反応で出にくい対策がされていますが、ダイオキシン発生を入り口から防ぐために、その原因物質を買わないことが有効です。
食品ラップは非塩ビ類製を選ぶ
食品ラップは、塩化ビニリデン性ではなくポリエチレンなどの非塩ビ類製を選びましょう。
その他、玩具、文具なども、塩化ビニル製のものをできるだけ避け、他の材質のものを選ぶことがダイオキシン発生を防ぐことになります。
2.グリーンコンシューマーの10原則
これまでのおさらいとして、グリーンコンシューマーとして商品を選択する際の考え方の基本を表した「グリーンコンシューマー10原則」をご紹介します。
この10原則をきっちり適用して商品を選ぶことは、ここ日本ではとても難しいですが、参考にしていただき、買い物のときに無理なく続けられることを実践してみましょう。
グリーンコンシューマーの10原則
(1)必要なものだけを必要な量だけ買う
地球上で人類が生き続けるには、先進国の過剰な消費を抑えていく必要があります。本当に必要かどうか考えて買いましょう。
(2)使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ
ごみになるまでの時間が長いもの、修理しながら使えるものを選びましょう。
(3)容器や包装はないものを最優先し、次に最小限のもの、容器は再使用できるものを選ぶ
過剰包装はできるだけ避け、量り売り、はだか売りのものを選びましょう。
(4)作るとき、使うとき、捨てるときに、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ
商品は、資源とエネルギーを使って作られ、使われ、そしてごみになります。そのすべての過程で資源とエネルギーを無駄にしない商品を選びましょう。
(5)化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ
商品が作られ、使われ、ごみになる過程で多くの有害な化学物質が使われたり、発生したりしています。可能な限り少ないものを選びましょう。
(6)自然と生物多様性を損なわないものを選ぶ
貴重な自然を破壊し、生物に多大な悪影響を与えている商品があります。豊かな自然と生物の多様性こそ人間の生存の基礎であることを念頭に、買い物から考えてみましょう。
(7)近くで生産・製造されたものを選ぶ
商品の輸送にはエネルギーが必要です。国内産のものや地場のものは輸送のエネルギーが少なくて済みます。
(8)作る人に公正な分配が保証されるものを選ぶ
発展途上国の人々の労働に対してそれに見合う対価が支払われていないことが多くあります。また、そのような生産現場の多くは環境破壊的でもあります。フェアトレード(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)で途上国の人々の生活支援と経済的自立のための活動が広がっていることを知りましょう。
(9)リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ
リサイクルする社会の仕組みがあり、きちんとリサイクルされている商品を選びましょう。ただし、リサイクルは、3R(リデュース、リユース、リサイクル)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)の最後の手段であることを頭の片隅に入れておいてください。
(10)環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開しているメーカーや店を選ぶ
環境情報がより公開されることにより、消費者の選択が容易になります。
3.環境ラベルを見つけてみましょう
環境ラベルとは、商品やサービスがどのように環境負荷低減に資するかを教えてくれるマークや目じるしのことです。
買い物時「環境への負荷ができるだけ少ないものってどれだろう?」
となったときは、このマークを参考にしましょう。
4.やいづエコ市民塾でも講義内容のひとつに取り上げています
本市が開催するやいづエコ市民塾(別ウインドウで開きます)では、静岡県地球温暖化防止活動推進センターの服部センター次長を講師に迎え、「ライフスタイルは社会を変える~「グリーンコンシューマー」になろう~」をテーマに研修を実施しました。
講義とグループワークをとおし「生活の入口である買い物は、社会への投票である」こと、「無理なく続けられることを見つけ実践する」ことを、受講生の皆さんに学んでいただきました。
受講生の皆さんからは、「家族やまわりの人に伝えて広めていきたいと思いました。」「今までプチグリーンコンシューマーでしたが、改めて、グリーンコンシューマーを目指したいと思いました。」といった感想が聞かれました。

2025年12月19日開催「やいづエコ市民塾」のグループワーク
主要参考文献
- 杦本育生『グリーンコンシューマー-世界をエコにする買い物のススメ-』昭和堂・2006年
このページの情報発信元
ページID:20398
ページ更新日:2026年1月9日