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焼津海道 港・まち磨き構想を策定しました
焼津ダイヤモンド構想で掲げた8つの拠点のうち、にぎわい拠点・おもてなし拠点にそれぞれ位置付けられたJR焼津駅から焼津漁港周辺地区のにぎわいと、活力の再生を図るため地区の将来イメージを明確にし、具体的な整備活用方針等を定めた整備基本構想を策定しました。
この地区では現在、新庁舎やターントクルこども館などの個別計画による各種事業を実施しています。
これらの個別計画を連携させ、地区全体の更なる魅力向上につなげ、「焼津に住み続けたい、住んでみたい、行ってみたい」と思えるまちづくりを実現しようとするもので、引き続き短期的な事業と併せて、中・長期的な事業に取り組んでまいります。
対象範囲
焼津駅や焼津漁港などをおおむね包括する区域です。
目標年度
本構想は、中長期的な将来イメージを示しているため、20年後の2039年を目標年度とします。
まちづくりのテーマ
にぎわいと活力が満ちあふれた焼津の核となる「にぎわい交流拠点づくり」です。
地区の将来イメージ
- 港町の活気とにぎわいのあるまち
- 港町の歴史や文化、自然に親しむまち
- 誰にも優しく住み続けたい、住んでみたいまち
地区の将来構造の考え方
6つのエリアと8つのコア施設、道路・河川周遊ネットワークを配置し、相互連携させることにより、一層の魅力向上と機能強化を図り、地区全体のにぎわいと活力を創出します。
6つのエリアとコア施設
焼津駅前エリア
本市の玄関口となる主要な交通結節点であり、多くの市民や観光客、来訪者等が多様な目的で往来する区域です。
市の玄関口に相応しいシンボル性と利便性を兼ね備えるとともに、多様な人々が暮らし、集い、交流し、にぎわいの創出を目指すエリアです。
コア施設
駅前再開発ビル
駅前通り商店街エリア
小石川以南の駅前通り商店街周辺であり、JR焼津駅と市役所や焼津漁港(新港)を結ぶ主動線の役割とにぎわいの中心を担う区域です。
空き店舗等の既存ストックを活かし、(仮称)やいづフードパークとして「食」を活かした誘客を図るとともに、ターントクルこども館の整備と活用により、市民や観光客など多様な人々の交流の創出を目指すエリアです。
コア施設
ターントクルこども館
市役所庁舎・商店街エリア
焼津市役所本庁舎やアトレ焼津等の行政機能と商店が集積する区域であり、本地区内の中心部に位置します。
防災機能と行政サービス機能及び市民が集える機能を備えた市役所新庁舎を核としつつ、商業機能の維持を図り、市民の交流とにぎわいの創出を目指すエリアです。
コア施設
市役所新庁舎、アトレ焼津
内港エリア
焼津漁港の焼津内港地区周辺であり、市街地と近接し、JR焼津駅からのアクセスが良い区域です。
港町の風情ある景観や漁業・水産業関連施設、水産資源等を活かし、水産業の振興とともに観光交流の活性化を目指すエリアです。
コア施設
(仮称)内港にぎわい集客施設
浜通り周辺エリア
焼津の水産業発祥の地であり、水産業の歴史や文化が感じられ、一部に歴史的文化的な建造物が残る地域です。
焼津の漁業・水産加工業の発展と歴史を伝える風情あるまち並みが残る浜通りと堀川(黒石川雨水幹線)沿いの景観を保全・活用し、歴史文化の継承と合わせて、交流人口の拡大を目指すエリアです。
コア施設
城之腰の歴史的なまち並み
船元小路の歴史的なまち並み
新港エリア
「開かれた漁港」として、市民に親しまれる憩いの場の創出を目指して整備された親水広場をはじめ、アクアスやいづやうみえ~る焼津等の魅力的な施設があり、周辺未利用地の効果的な活用により、多様な交流を生み出すことが期待できる区域です。
富士山や駿河湾の眺望、海辺の魅力、さらに既存施設や広大な空間を活かし、(仮称)やいづベイサイドパークとして新たな焼津の観光交流拠点の構築を目指すエリアです。
コア施設
(仮称)やいづベイサイドパーク
周遊ネットワーク
地区内の周遊を促し、歩いて楽しいまちづくりを進めるため、あるいはエリア間やコア施設間の連携強化を図り、魅力的かつ一体的な地区づくりを進めるために、歩行者周遊ネットワークを設定し、必要な整備を進めます。
周遊道路ネットワーク
全エリアを繋ぐ歩行者動線であり、コア施設とその周辺の商店街や漁港、浜通りのまち並みを周遊する、歩いて楽しい道路ネットワークを整備することにより、にぎわいを地区全体に波及させます。
舗装の改修、防護柵等の道路施設の意匠改善、沿道への案内サインの整備、ベンチの設置等を進めます。
周遊河川ネットワーク
小石川と堀川(黒石川雨水幹線)沿いの歩行者動線であり、川辺や川沿いのまち並みを眺めながら、周遊道路ネットワークと連絡して、地区内の周遊性の向上を図る動線です。
遊歩道整備、舗装の改修、防護柵や橋梁等の景観的改善、川沿いへの案内サインの整備、ベンチの設置等を進めます。
構想の実現に向けて
本構想の実現に向けた取り組みについての考え方を以下の示します。これらの考え方に基づき、にぎわいと活力に満ちあふれたまちづくりを進めていきます。
公民連携の推進
最少の経費で効率的・効果的に施設整備等を進めるためには、民間事業者等の資金、経営能力、技術的能力等を活用していくことが重要です。
そこで、本地区の公共施設の整備や管理等にあたっては、公民連携の手法を検討し、最大限活用していきます。また、構想に合致する民間主導による整備・活用も促進し、行政と民間が連携・協働して本構想の実現を図っていきます。
エリアマネジメントの推進
本構想の実現のためには、自治会や地権者、事業者、各種団体、住民等の多様な人々が協働・連携し、地域の魅力を高めることが重要です。
そこで、本構想の実現のため、地区内で活動する各種団体等が協力するためのエリアマネジメント組織の立ち上げ支援等を検討していきます。
地域ブランディング・情報発信
親しみやすいキャッチフレーズやロゴマーク等の作成と普及啓発等を図るとともに、本地区ならではの体験型観光メニューの開発、人を惹きつけるイベントの開催等を市民や事業者、各種団体等と連携・協力して取り組んでいきます。
また、地区のブランディングに加え、紙媒体のほか、ホームページやSNS、動画共有サイト等、様々な手段から目的に合った方法を選択し、効果的に活用していきます。
さらに、訪日外国人観光客をターゲットにした情報発信も重要であることから、発信する情報の多言語化等にも取り組んでいきます。
本編と概要版について
本編と概要版については、下記のとおりです。
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ページID:11164
ページ更新日:2022年8月27日