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更新日:2021年9月3日
史跡/記念物
市指定文化財
昭和49年10月30日
焼津市利右衛門
円永坊は真言宗高野山普門院(現和歌山県)の末寺である。開創期は明らかではないが、平安期と考えられ、吉永八幡宮の別当寺院として栄えたといわれている。古絵図から大きな敷地を持っていたことがわかるが、明治6年(1873)に廃寺となり、現在は薬師堂と歴代住職の墓地などを残すのみとなっている。薬師堂に祀られている薬師如来は「薬師如来縁起并当寺来由」によると、朝比奈三郎兵衛義秀という武将が夢のお告げによって円永坊の近くの池から拾い上げ、円永坊境内に新たに真福寺を建立し、安置したものとされる。
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