ここから本文です。
旧相良街道跡
史跡/記念物
指定の種類
市指定文化財
指定年月日
昭和49年10月30日
所在地
焼津市上新田
解説
相良街道は相良藩主となった田沼意次が、相良城築城のころ、中世以来の古道「下街道」と「小山街道」を利用し、途中両道連絡のため上新田村の里道を使い、これら古道を一間幅(約1.8m)に拡幅改修した道のことで、俗に「田沼街道」と人々に呼ばれ親しまれてきた。田沼意次は2回の相良入りのうち、2回目の安永9年(1780)4月23日江戸への帰路、相良(田沼)街道の検分を兼ねてこの道を通っている。
指定区域は青野三右衛門屋敷跡(現在茶畑)、明治初期の宗高村外5ケ村組合戸長役場・駐在所などがある明治初期の主要施設の集中していた範囲であるが、戦後の大規模土地改良によって一部を残し街道はその姿を消してしまった。
このページの情報発信元
ページID:1424
ページ更新日:2021年9月3日