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【特定外来生物】ナガエツルノゲイトウにご注意ください
ナガエツルノゲイトウとは
特定外来生物に指定されるナガエツルノゲイトウは、主に水辺で生息するヒユ科の多年草です。河川、水路、水田などで生息し、繁茂すると稲の倒伏、減収、機械の作業性の低下に繋がります。
繁殖力、再生力が強く、大群落になると駆除は極めて困難になるため、まん延防止のためには早期発見・早期駆除が重要になります。
焼津市内でもナガエツルノゲイトウが確認されております。被害の拡大を防ぐためには、地域一体で防除対策を実施することが重要です。
ナガエツルノゲイトウの見分け方
葉の特徴
節から1対の葉がつく、葉の先がややとがる
茎の特徴
茎は空洞(ストロー状)、節に短い毛が生える、茎の表面はなめらか
花の特徴
白く、小さい花が球場に咲く、花柄は葉のわきから伸び、長さは1~4cm
ナガエツルノゲイトウの対策
ナガエツルノゲイトウが確認された場合、以下の点に注意して対策を行いましょう。
刈払い機等による機械除草を行わない
刈り払いによって断片が農地に拡散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。
除草剤による処理
水田内、畦畔で使用可能な除草剤を使用し防除を行います。
抜き取り・剥ぎ取りによる駆除
生育初期に除去することが有効です。断片が残らないように駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか、焼却処分場で処分します。
水田内への侵入阻止
農業水利施設は、水路を介して農地とつながることから、給水口にネット等を取り付け、侵入を防止します。
ナガエツルノゲイトウは、繁殖力、再生力が非常に強く、断片からも再生するため、粘り強い対応が必要です。
農林水産省ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)に掲載されている防除対策を参考に、被害拡大防止へのご協力をお願いいたします。
対策マニュアル・リーフレット(農林水産省ホームページより)
このページの情報発信元
ページID:19935
ページ更新日:2025年7月18日