焼津市ホームページ ≫ しごと・産業 ≫ 水産・農業 ≫ 農業 ≫ 農業経営支援・補助金 ≫ 経営所得安定対策について
ここから本文です。
経営所得安定対策について
経営所得安定対策とは、農家の経営安定と食料自給率の向上を目的とし、農作物を生産・販売する農家に対し交付金を交付する制度です。主に、以下の3種類の交付金からなります。
毎年4月に配布する営農計画書で「申請する」に丸を付けていただいた方に、申請書類を送付します。なお、ゲタ対策、ナラシ対策の申請を希望される方は、事前にお問い合わせください。
水田活用の直接支払交付金
水田を活用して転作(主食用米以外の作付け)を行い販売する農家に対し、交付金が交付されます。
令和4年度より、今後5年間で一度も水張り(水稲の作付け)が行われない水田は、交付対象から除外されることとなりました。
戦略作物助成(全国一律)
対象作物 | 交付単価/10a |
---|---|
麦、大豆、飼料作物 | 35,000円 |
WCS用稲 | 80,000円 |
加工用米 | 20,000円 |
飼料用米 | 収量に応じ、55,000円~105,000円 |
産地交付金(地域ごとに定める取組内容)
助成名称 | 対象作物 | 予定単価/10a |
---|---|---|
高収益作物(重点品目) |
レタス |
10,000円 |
高収益作物(特定品目) |
たまねぎ、ねぎ、キャベツ、枝豆、未成熟とうもろこし、ブロッコリー |
8,000円 |
高収益作物(一般品目) |
上記以外の野菜、果樹、花き |
3,000円 |
高収益作物新規取組助成 |
野菜、果樹、花き(過去3年間高収益作物の作付けがない水田で新たに取り組む場合) |
10,000円 |
加工用米の低コスト生産 |
加工用米(直播や多収品種の導入等、低コスト生産に取り組む場合) |
12,000円 |
米粉用米の事前契約 |
米粉用米(実需者との3年以上の複数年契約を結んだ場合) |
12,000円 |
飼料用米の生産性向上取組助成 | 飼料用米(土作り、秋耕の導入等、生産性向上に取組む場合) | 4,000円 |
麦の生産性向上取組助成 | 麦(土作り、湿害対策技術の導入等、生産性向上に取組む場合) | 4,000円 |
わら利用助成(耕畜連携) | 非主食用米、麦(実需者との利用供給協定書締結) | 3,000円 |
担い手加算 |
麦、大豆、野菜、果樹、花き(認定農業者、認定新規就農者等、人・農地プランにおける担い手が対象) |
5,000円 |
飼料用米の複数年契約加算 |
飼料用米(実需者との3年以上の複数年契約を結んだ場合) |
6,000円 |
二毛作助成 |
主食用米と戦略作物(麦・大豆)の二毛作 |
7,500円 |
地産地消助成 |
野菜、果樹、花き(市内の直売所に出荷した場合) |
5,000円 |
地力増進作物助成 |
次年度の転作に向けた土づくりのため、緑肥としてすき込む地力増進作物 |
20,000円 |
産地交付金の交付単価は、申請状況や国からの配分額により変更となる場合があります。
畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)
諸外国との生産条件の格差を補うため、生産費と販売価格の差額に相当する分が交付されます。交付単価は課税事業者と免税事業者で分かれており、また品質区分により変動します。
対象
認定農業者、認定新規就農者
対象作物 | 平均交付単価(課税事業者) | 平均交付単価(免税事業者) |
---|---|---|
小麦 |
5,930円/60kg |
6,340円/60kg |
大豆 | 9,430円/60kg | 9,840円/60kg |
収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)
価格の下落等により収入額が過去の標準額を下回った場合、差額の9割が補てんされます。補てんの財源は農業者と国が1対3の割合となっており、農業者の積立が必要です。
対象
認定農業者、認定新規就農者
水田収益力強化ビジョンについて
水田収益力強化ビジョンは、地域の特色のある魅力的な農産物の産地づくりに向けた、水田活用の取組方針です。このビジョンに基づいて、経営所得安定対策における産地交付金が交付されます。
焼津市農業総合支援協議会において、令和6年度の水田収益力強化ビジョンを策定しましたので、公表いたします。
このページの情報発信元
ページID:7803
ページ更新日:2024年7月3日