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令和6年能登半島地震の被災地支援
焼津市の被災地支援
実施実績
静岡県や県内各市町と連携して、「石川県穴水町」をはじめとする被災市町へ、被災建築物応急危険度判定や給水活動支援、避難所運営などの各種災害対応に、市職員・志太消防本部職員などのべ140人以上の職員を派遣しました。
現在は、中・長期の支援活動を行っています。引き続き、一日も早い被災地の復旧・復興に向けた支援を行ってまいります。
職員の派遣レポート
被災建築物の応急危険度判定
石川県からの要請に応じ、石川県穴水町で被災建築物の応急危険度判定を実施しました。地震により被災した建物は、余震等で倒壊するなどの恐れがあるため、その建物の危険度を応急的に判定し、「危険」・「要注意」・「調査済」の3種類の調査結果を建物に表示しました。
古い木造住宅が多く、調査した半数以上の建物が、最も悪い評価となる「危険」と判断されるほどの被害を受けていました。耐震対策の重要性を改めて痛感しました。
住家被害の認定調査
市長会からの要請に応じ、石川県穴水町で支援活動を実施しました。被災建物の被害状況を調査し、罹災(りさい)証明の発行に必要な被害認定を行いました。
専用アプリが入ったタブレットを用いて調査を実施したため、経験の少ない職員でも調査を迅速かつ正確に実施できました。
給水活動支援
日本水道協会からの要請に応じ、石川県七尾市で給水活動を実施しました。焼津市の給水車で給水ポイントを巡回し、断水中の地域の方を支援しました。
お茶などの小さいペットボトルを利用して水を汲む人が多かったので、各家庭で災害用に持ち運びのしやすい容器の準備が必要と感じました。
避難所運営業務
市長会からの要請に応じ、石川県穴水町で避難所における運営業務を実施しました。各避難所において避難スペースの設営、物資の受入や防犯対応等、円滑な避難所運営をサポートしました。
避難所生活が、避難者同士の協力のもと自主的に行われていました。また、地域コミュニティの意義や「自助」・「共助」・「公助」の重要性を実感しました。
災害マネジメント総括支援チーム
静岡県及び市長会からの要請に応じ、石川県穴水町に設置されている静岡県の災害マネジメント支援チームの一員としてサポート業務を実施しました。被害状況を把握したり業務やスケジュールを整理したりと、災害対応を総括的に支援しました。
穴水町職員の交代要員は不足しており、災害対応業務と通常業務により負担が増大していると感じました。
義援金について
2024年(令和6年)1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震により、多くの人的被害や住家被害などが確認されています。本市では、救援活動を支援するため、義援金の受け付けに係る募金箱を設置します。
詳細については、令和6年能登半島地震義援金(地域福祉課ホームページ)をご覧ください。
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ページID:15315
ページ更新日:2024年7月5日