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焼津遺産・焼津記憶遺産 登録制度の概要
市内に残る魅力ある歴史文化を市民共有の財産として登録する「焼津遺産」「焼津記憶遺産」登録制度を令和6年4月1日から開始します。市内の貴重な歴史文化を探して、守り活かしましょう。
目次
「焼津遺産」「焼津記憶遺産」登録制度とは?
みなさんの身近には、郷土の長い歴史のなかで生まれ、はぐくまれ、守り伝えられてきた貴重な財産=文化財がたくさん残っていると考えられます。
「焼津遺産」登録制度は、市内の魅力的な文化財を、市民の共有財産である「焼津遺産」「焼津記憶遺産」として登録し、まちづくりや観光振興につなげるための制度です。
焼津遺産及び焼津記憶遺産の登録に関する要綱(PDF:104KB)
「焼津遺産」「焼津記憶遺産」に登録できる文化財は?
市内で指定や登録などを受けていない文化財(未指定文化財)のうち、以下の2つの要件のいずれにも該当するものが対象です。
- 郷土の特徴を象徴しているもの(下図参照)。
(※)上記のうち、50年を経たものや50年以上受け継がれているものが基準。
(※)過去に存在したもので、写真や記録として後世に伝えていくべき歴史文化も「焼津記憶遺産」として対象とします。 - 市民によって保存・活用されているもので、登録後も継続して保存され、地域の振興等に活用されるもの。
「焼津遺産」「焼津記憶遺産」にはどうしたら登録できますか?
文化財の所有者、団体等からの申請(自薦)のほか、他薦も可能です。他薦の場合は所有者、団体等からの推薦と同意が必要です。
申請に基づき市で文化財の調査を行ったのち、年3回開かれる焼津市文化財保護審議会の意見を聞いて、市が登録を行います。
申請にあたっては事前に歴史民俗資料館までご相談ください。
申請すればすべて登録になりますか?
継承されてきた年数が50年に満たないものや複数が確認できるものなどは、登録にならないこともあります。また、登録に関しては、引き続き文化財を守り活かしていく体制が計画されていることが、重要な判断材料となります。
登録とならなかった場合でも、申請していただいた内容は焼津市の貴重な文化財の情報として、将来を見据えてデータ化し保存します。
「焼津遺産」に登録された際のメリットはなんですか?
「焼津遺産」等に登録された文化財は、市民共有の財産として所有者・団体、市民、行政が協働して保存と活用を図っていきます。
市は文化財の保存と活用を所有者等と協議しながら、市の広報やSNSなどをとおして行事の周知や参加者の募集を行うなど、ソフト事業を支援します。
「焼津遺産」になると規制などはかかりますか?
「焼津遺産」登録制度は指定制度のような規制はありません。ただし、文化財の保存と活用を意図しているため、所有者・団体や申請者等は、登録時の文化財の現状を維持し、積極的に文化財を活かしていくことが求められます。
「焼津遺産」「焼津記憶遺産」を見つけよう!~「焼津遺産」発見事業~
登録制度に合わせて「焼津遺産」発見事業を実施しています。市内の文化財は、過去に『焼津市史』編さん事業などで調査したものもありますが、まだまだ多くの文化財が残っていると考えられます。家を片付けていたら古文書のようなものが出てきた、昔使った農具が残っている、いつもの散歩コースに石仏がある、など、歴史文化に関する情報をお持ちの方は、ぜひ歴史民俗資料館にお知らせください。
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ページID:18239
ページ更新日:2024年2月29日