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焼津市の下水道事業の経過と現状
汚水事業
焼津市の下水道事業は、1965年(昭和40年)に基本構想を立て、1968年(昭和43年)に基本計画を立案、焼津駅を中心とする既成市街地の事業認可(下水道法)を1969年(昭和44年)9月に得てから、15回の変更(最終:2023年(令和5年)3月)を経て今日に至っています。
焼津市公共下水道事業計画の概要(2023年(令和5年)度末現在)
計画処理面積 | 581ヘクタール |
---|---|
計画処理人口 |
31,000人 |
計画処理水量 | 16,200立方メートル/日最大 |
処理方式 | 標準活性汚泥法による高級処理 |
処理場 | 1か所(2.83ヘクタール、最大処理能力4池20,000立方メートル/日) |
中継ポンプ場 | 1か所(27アール) |
1970年(昭和45年)度より、1系列/7系列の処理施設、ポンプ場の建設工事が始まり、1980年(昭和55年)7月より処理能力約5,667立方メートル/日で処理区域面積35ヘクタール、処理人口4,000人を対象として、供用開始をしました。
処理場建設は、1981年(昭和56年)度までに処理場の3系列/7系列の工事を完了し、1993年(平成5年)度から流入水量の増加に対処するため、水処理施設の増設工事(2系列分の土木建築工事および1系列分の機械・電気設備工事)に着手し、1995年(平成7年)度に完成しました。
管渠工事のうち幹線は、浜通汚水幹線を1972年(昭和47年)より着手し、2023年(令和5年)度末までに17.0キロメートル、枝線は、1974年(昭和49年)度より着手し2023年(令和5年)度末までに154.9キロメートルを施工し、事業計画面積581ヘクタールのうち、2023年(令和5年)度末までに550.41ヘクタールを整備し、整備率で94.7パーセントが完了し普及率は21.0パーセントとなっています。
焼津市公共下水道整備状況(2023年(令和5年)度末現在)
行政人口(A) |
135,725人 |
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処理区域内人口(B) |
28,490人 |
水洗化人口(C) |
25,846人 |
事業計画面積(D) |
581ヘクタール |
整備済面積(E) |
550.41ヘクタール |
普及率(B)/(A) |
21.0パーセント |
水洗化率(C)/(B) |
90.7パーセント |
整備率(E)/(D) |
94.7パーセント |
雨水事業
市街地における浸水を防除するため、事業計画区域内は公共下水道(雨水)による整備を行っています。
浸水対策事業として、堀川雨水幹線を1971年(昭和46年)から着手し、以降順次雨水幹線の整備を行い、2023年(令和5年)度までに19雨水幹線の24.1kmの整備をしました。
また、水環境・再生下水道モデル事業を実施し(黒石川田子の橋付近)、総合的なまちづくりの一環として雨水浸水対策と水辺景観の創造を合わせ、親水的構造を備えた広場の整備を図りました。
さらに、令和4年度より検討している雨水管理総合計画に基づき、今後浸水要因を踏まえ効果的な被害軽減の対策を進めます。
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ページ更新日:2024年9月17日