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自然災害に便乗した業者との契約トラブルにご注意!
地震、大雨などの災害時には、それに便乗した悪質商法が多数発生しています。
近年の台風災害に伴い、県内でも火災保険の請求を前提とした業者とのトラブルの相談が多数寄せられています。
事例
1.「台風の建物の被害を無料で調査する」「保険会社への申請をサポートする」と提案され応じたところ、保険会社から支払されるはずの保険金の4割を成功報酬として請求された。
2.「保険金が下りなかった場合は報酬は請求しません」と提案され安心して契約したが、怪しいと思いキャンセルしようとしたら、高額なキャンセル費用を請求された。
3.電話で実在する保険会社の名を名乗り保険の申請を薦められたが、怪しいと思って保険会社に問い合わせると全く無関係の修理業者だった。
アドバイス
- すぐに契約書にサインを求められる場合がありますが、安易にサインをせずにまずはご加入の保険代理店や保険会社にご相談下さい。
- 業者が自然災害による損害と主張した場合でも、保険金が下りない場合があります。
- 保険会社に請求するために建物を故意に破壊される場合があり、その保険金詐欺に巻き込まれてしまう可能性があります。
- 保険金請求のための報酬や手数料は保険金の支払対象になりませんので、大きな自己負担が発生する可能性があります。
- 保険会社は「無料で調査しませんか」「保険が使えるから申請しませんか」といった提案はしません。おかしいなと思ったら保険会社へお問い合わせ下さい。
不審な訪問や電話を受けた場合は、明確に断るとともに、消費生活センター等へご相談ください。
災害に関連した消費者トラブルについて詳しく知りたい方は、下記サイトをご参照ください。
(日本損害保険協会)「保険金が使える」という住宅修理サービスなどのトラブルに注意(外部サイトへリンク)
(国民生活センター)ご用心!災害に便乗した悪質商法(外部サイトへリンク)
詳しく知りたい方は焼津市消費生活センターへ
このページの情報発信元
ページID:11284
ページ更新日:2022年5月11日