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毎年、特定健診を受けていますか ~元気なうちから健診を~
40歳から74歳の焼津市国民健康保険(以下、焼津市国保)加入者の方は、生活習慣病を予防するため、毎年特定健診を受けましょう。令和5年度の特定健診受診率は36.1%で、約6割もの方が健診を受けていない状況です。この受診率は、静岡県平均37.9%を下回り、県内35市町中26位という結果となっています。
特定健診はなぜ必要なの?
生活習慣病は、自覚がないまま進行していきます。
定期的に健診を受診し、健康状態を確認することで、病気を早期発見し、重症化を予防することができます。
特定健診の受診率向上のメリット
国保加入者の健康増進
特定健診を受診することで生活習慣病の予防、生活習慣病の重症化予防が可能になります。受診率を向上させることが、焼津市国保加入者の健康を守ることに繋がります。
医療費の節約
生活習慣病が重症化すると、治療や入院のために多くの医療費がかかります。医療費の大部分は患者の加入している健康保険(国保加入者の場合は、焼津市国民健康保険)が支払っていますが、一人当たりにかかる医療費が年々増加しており、大きな負担になっています。
このような状況の中、生活習慣病の予防が可能な特定健診は、医療費の節約に繋がると期待されており、各保険者は受診率向上のために様々な取組を実施しています。
国民健康保険税の負担減
特定健診の受診率が向上すると、国・県からより多くの補助金がもらえるようになり、焼津市における国民健康保険の運営に掛かる費用が節約できます。
そのため、皆様に納めていただく国民健康保険税の負担を抑制することにも繋がります。
受診率向上のための取組
一人でも多くの方に、特定健診を受けていただくため、焼津市では次の取組を行っています。
未受診者への受診勧奨
特定健診の受診が確認できない方に対して、受診を勧める「はがき」で受診勧奨をしています。
人間ドック費用の助成
国保年金課と委託契約をしている医療機関(健診機関)で人間ドックを受診する場合、費用の一部を助成しています。この制度を利用することで、受診率に反映されます。
制度の利用には一定の条件がありますので、詳しくは人間ドック費用の助成をご覧ください。
職場の健診・国保年金課が委託契約をしていない医療機関で受けた人間ドックの結果提出依頼
国保加入者が、職場などで健康診断を受けた場合や、国保年金課が委託契約をしていない医療機関で人間ドックを受診した場合、結果を提出していただくことで受診率に反映することができます。そのため、対象と思われる方にお手紙などで結果の提出依頼を実施しています。今まで提出のなかった方でも、お手元に健診結果がありましたら健康づくり課まで連絡をお願いいたします。
国保年金課が委託契約をしている医療機関については、人間ドック費用の助成をご覧ください。
若年層への受診勧奨
健診初年度となる40歳到達者には、やいづ健康マイレージのチラシを健診受診券と一緒に送付しています。特定健診を受けたり、他にも健康に関する取組を行うことで合計60ポイント以上ためると、「ふじのくに健康いきいきカード」と交換できます。
70歳以上の方の健診費用が無料
焼津市民の70歳以上の方は、特定健診・各種がん検診の費用が無料です。
特定健診の結果の活用
特定健診の結果は、ご自身の健康管理に役立てていただく他、保健指導や生活習慣病重症化予防事業などに活用しています。これらは、皆さんの健康づくりを後押しするための取組であり、特定健診を受診していただくことが、「健康への第一歩」となっています。
特定健診の重要性を知っていただき、ご家族やお知り合いに健診を受けていない人がいれば、お声掛けをいただくなど受診率の向上にご協力をお願いします。
皆様へ、4つのお願い
- 特定健診の対象となる人(40歳以上の人)は年1回、必ず受診してください。
- 通院中の方も特定健診を受けてください。
- 職場健診を受けた方や、国保年金課が委託契約をしていない医療機関で人間ドックを受けた方は、結果を健康づくり課に提供してください。
国保年金課が委託契約をしている医療機関については、人間ドック費用の助成をご覧ください。 - 受診をしていないご家族やお知り合いの方がいる場合は、健診の受診を勧めてください。
このページの情報発信元
ページID:19590
ページ更新日:2025年4月1日