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稲わらを早期にすき込むことで大きなメリットが?!
近年、台風や爆弾低気圧の影響により、稲刈り後の稲わらが田や用排水路、道路に流出・散乱するなどの被害が発生しています。そのため、稲刈り後は速やかに耕耘し、稲わらを圃場にすき込むことで大雨や台風の襲来に備えましょう。
稲わらのすき込みに適した時期について
稲わらを分解する土壌微生物は地温が15℃以上で活動が活発になるとされており、早期にすき込むことによって稲わらの土壌分解が促進されます。
すき込みは、稲刈り後に速やかに行い、遅くとも10月下旬までに実施してください。
稲わらの早期すきこみによるメリットについて
稲の生育障害を軽減できる
早期にすき込むことによって春先のすき込み時に発生するワキ(硫化水素、メタンガス)の発生が抑えられ、根腐れ等の稲の生育障害を軽減できます。
雑草や病害虫の発生を抑えられる
ウンカやカメムシ類の害虫越冬場所の稲株をなくす効果が期待できます。
肥料の削減に繋がる
稲わらのすき込みには堆肥施用と同様の土づくり効果が期待できるため、堆肥の削減にもつながります。
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ページID:13103
ページ更新日:2021年10月1日