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連携中枢都市圏制度について
静岡県中部5市2町(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)の圏域の活性化のために取り組んでいる「連携中枢都市圏」制度についてご紹介します。
第2期しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン(案)の意見を募集
しずおか中部連携中枢都市圏では、圏域の目指す将来像や具体的な取組を示した、第2期しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン(案)を策定したため、圏域住民の皆さまのご意見を公募します。
募集は終了しました。結果は静岡市ホームページで公開しています。
- パブリックコメントの結果について(静岡市ホームページ)(外部サイトへリンク)
- 第2期しずおか中部連携中枢都市圏ビジョンについて(静岡市ホームページ)(外部サイトへリンク)
- 募集期間:令和4年2月7日(月曜日)~令和4年3月9日(水曜日)
- 詳細:第2期しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン(案)に関する意見公募(パブリックコメント)について
連携中枢都市圏とは
目的
人口減少・少子高齢社会にあっても、地域を活性化し、経済を持続可能なものとし、住民が安心して快適な暮らしを営んでいけるようにするため、地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、「経済成長のけん引」、「高次の都市機能の集積・強化」及び「生活関連機能サービス向上」を行うことにより、地域として一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成することを目的とする。
連携中枢都市・静岡市と、他の4市2町が地域資源を最大限に活かし、経済成長や都市機能の集積と強化、生活関連機能サービスの向上に資する取組みを、連携、協力することで、それぞれの持つ力の総和以上の総合力を発揮し、5市2町が共通して抱える人口減少などの大きな課題に立ち向かい、将来に渡ってこの圏域の一体的発展を目指します。
連携中枢都市の要件
- 政令指定都市又は中核市
- 昼夜間人口比率おおむね1以上(昼間人口≧夜間人口)
- 三大都市圏の区域外に所在すること、など
(静岡県内では静岡市、浜松市、富士市、沼津市が対象)
連携中枢都市の役割及び連携する取組
人口減少・少子高齢社会において、人々の暮らしを支え、経済をけん引していくのにふさわしい核となる都市として、以下の3つの役割が期待されています。
(1)圏域全体の経済成長のけん引…都市圏域内の多様な資源・企業・人材を動員し、連携中枢都市が成長のエンジンとなり、産学金官民が連携して地方の経済をけん引
- 例:産学金官民一体となった経済成長戦略の策定、地域資源を活用した地域経済の裾野拡大、戦略的な観光施策など
(2)高次の都市機能の集積・強化…都市圏域全体に対する高度・専門的なサービスを提供し、グローバルな人材が集まってくる環境を構築
- 例:高度な医療サービスの提供、高度な中心拠点の整備など
(3)圏域全体の生活関連機能サービスの向上…都市圏域全体の利便性を向上し、近隣市町の住民のニーズにも対応
- 例:生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメント能力の強化など
連携中枢都市圏形成に係るこれまでの取組み
平成26年度、静岡県中部5市市長会議に合わせ、総務省市町村課長を招いて広域連携に関する勉強会開催し、「地方中枢拠点都市」制度の活用を念頭に置いた中部5市の広域連携の推進や広域観光の推進について意見交換実施しました。また、吉田町、川根本町の参画を呼び掛け、5市2町の枠組みで広域連携を目指すことを確認しました。
平成27年度、静岡県中部5市2町(静岡市、島田市、藤枝市、焼津市、牧之原市、吉田町、川根本町)は、総務省の「新たな広域連携促進事業」(モデル事業)へ提案応募し、選定されたため、広域連携の研究と事業の試行に取り組んできました。
このモデル事業では、少子高齢化・人口減少が進行し、各市町の地方創生の取組が急務となっている中、近隣市町が協力して実施する方が効率的・効果的な事業について、連携して取り組みました。
静岡市が、圏域全体の将来像を描き、圏域全体の経済をけん引し圏域の住民全体の暮らしを支えるという役割を担う意思を有すること等を明らかにするため、平成28年3月1日に静岡県中部5市2町の連携中枢都市として「連携中枢都市宣言」を行い、これを受けて焼津市と静岡市は、それぞれの市議会の議決に基づき、基本方針、連携する分野、役割分担等を規定し、平成28年3月31日に「連携協約」を締結しました。なお、「しずおか中部連携中枢都市圏(静岡市・焼津市)ビジョン」は、平成28年4月28日に策定しました。
(※)平成29年3月に策定した、しずおか中部連携中枢都市圏ビジョンに引き継がれたものとします。
しずおか中部連携中枢都市圏の形成について(平成28年度の取組み)
平成28年度は、既に静岡市と連携協約を締結した焼津市も含め、静岡県中部5市2町(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)での連携中枢都市圏の形成に向けて協議を行ってきました。
静岡県中部5市2町首長会議を8月と12月に開催し、5市2町による連携中枢都市圏形成へ合意したことに基づき、民間委員で構成される「しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン懇談会」を経て、圏域の目指すべき将来像と、その実現に向けた具体的取組を示す「しずおか中部連携中枢都市圏」ビジョンを3月に策定しました。
【しずおか中部連携中枢都市圏首長宣言】
静岡県中部5市2町の首長によりこの圏域の将来像の実現に向け、将来に渡るこの地域の一体的発展を目指すことを宣言しました。
しずおか中部連携中枢都市圏ビジョンについて
平成29年3月に、圏域の目指すべき将来像と、その実現に向けた具体的取組を示す「しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン」を策定いたしました。以降、事業内容に合わせ、毎年度改定を行っています。
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン概要版(平成29年3月)(PDF:288KB)
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン(平成29年3月)(PDF:1,938KB)
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン【改定】(平成30年3月)(PDF:1,444KB)
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン【改定】(平成31年3月)(PDF:1,927KB)
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン【改定】(令和2年3月)(PDF:2,384KB)
- しずおか中部連携中枢都市圏ビジョン【改定】(令和3年3月)(PDF:2,008KB)
参考
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ページ更新日:2022年4月1日