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市史編さんのあゆみ
平成9年から始まった焼津市史編さん事業は、当初は資料の収集や調査そして整理を行い本の発行に向けて作業を積み重ねてきました。それらの資料をもとに、平成12年度から本の発行が始まり、平成19年度で終了しました。
基本方針
「焼津市史」は、市民の郷土に対する理解を深め、今後の焼津市の発展と文化の向上に役立てることを目的として編さんされました。具体的には、
- 焼津の生活文化の発展を歴史的に系統立てて明らかにして、その中で市民が果たしてきた役割を解明すること
- 可能な限り市内外の歴史的資料を収集し、その保存に努めること
の2点を基本的な方針としました。
体制と組織
焼津市史編さん委員会(市長ほか学識経験者を含む10人で構成)を設置して、基本計画を決定し、編集委員を委嘱し、編集委員会を組織しました。
編集委員会は考古・古代・中世・近世・近現代・民俗の6専門部会から構成され、それぞれの専門部会による資料調査を実施し、市史の執筆を行いました。
編集委員は前述の6専門部会に漁業班、自然環境と文化財の担当を加え、最大18人体制でした。
また、地区協力員を依頼し、新たな資料の掘り起こしを目的とした所在調査を行いました。
編さん期間と刊行計画
平成9年度から平成19年度までの間に、本編として『資料編』5巻、『通史編(上・下)』、『写真集』、『民俗編』、『漁業編』、『図説・年表』の全11巻を刊行。
また別冊として「文書(もんじょ)目録」8冊と「市史研究」9冊を発行しました。
出版物発刊計画 |
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平成12年度 | 写真集 |
13年度 | 資料編(近世) |
14年度 | 資料編(古代・中世)、資料編(近現代) |
15年度 | 資料編(考古)、資料編(漁業) |
16年度 | 通史編(上巻)、漁業編 |
17年度 | 通史編(下巻) |
18年度 | 民俗編 |
19年度 | 図説・年表 |
出版物の内容
平成12年度
最初の本編である写真集「やきつべ」を発刊しました。(販売終了)
平成13年度
「資料編三近世」、「花沢の民俗」を発刊しました。(「花沢の民俗」は販売終了)
平成14年度
「資料編二古代・中世」「資料編四近現代」「浜当目の民俗」「小川城考古資料調査報告書」を発刊しました。
平成15年度
「資料編一考古」、「資料編五漁業」、「浜通りの民俗」を発行しました。(「浜通りの民俗」は販売終了)
平成16年度
平成17年度
平成19年度
歴史的資料とは
古文書(書類)・絵図・写真・寺社などの建築物・石造物・城跡などの構造物・古墳などの遺跡や発掘された遺物・祭り・風俗・文化財から自然まで、個人が所蔵するものから自然に存在するものまで、ありとあらゆるものが歴史的資料といえます。
これらの資料はあるものは時代別に、またあるものは内容・形態別に系統立てて整理され、市史編さんの基礎資料となりました。
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ページ更新日:2024年2月1日