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猪之谷神社のナギノキ
天然記念物/記念物
指定の種類
市指定文化財
指定年月日
昭和44年12月17日
所在地
焼津市関方
所有者
猪之谷神社
解説
目通り2.25m、根回り2.6m、樹高16m、枝張り5m
ナギはマキ科の常緑高木で元々は亜熱帯性植物で、日本では暖かい地域に自生している。熊野神社などでは神木とされ、一般的には雌雄一対で植えられる。猪之谷神社のナギノキは雌である。その名前が「凪」に通じることから、船乗りに信仰されて葉をお守り袋などに入れる風習もある。また、引っ張ても切れないことから夫婦の縁が切れないことを祈り、古代、嫁入り道具の鏡の裏に彫刻されたりもした。葉脈が平行であるため、せんまいさばきともいう。
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ページ更新日:2021年9月3日