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子育て3か条
焼津市社会教育委員会では、子育てに悩みや不安を感じている保護者の皆さんに向けて、安心して子育てができるよう「子育て3か条」を作成し令和6年12月26日、焼津市に提言書を提出しました。子育て3か条では家庭、地域、社会が一体となって子どもたちの健やかな成長を支えるための基本的な考え方を次のとおりまとめました。
提言
~焼津市教育大綱に示された教育の基本理念~
「優しく、強く、愛しい人」
これからの時代は、多様性が求められる中で、他者の立場を理解し、考えを受け入れる「優しさ」をもった人、失敗しても折れないでチャレンジしていくたくましさや柔軟な「強さ」をもった人を育てる必要があります。
市内の幼稚園、小中学校では、「子どもが、自ら動き出すことを大切にした指導」を積み重ねています。しかし、子どもの教育は園や学校だけで行われるものではありません。むしろ、乳幼児期の教育の重要性や家庭で過ごす時間の方が長いことなどを考えると、家庭教育、地域の教育にこそ、この理念の浸透を図っていかなければなりません。
そこで、社会教育委員会では、以下に『子育て3か条』を提言としてまとめました。
今こそ、焼津市民みんなで、子どもを守り、学びを支えて、「優しく、強く、愛しい市民」の育成に励む雰囲気の醸成に努めることを念願します。
子育て3か条
下記の「子育て3か条」が子育てに取り組むすべての家庭の小さな支えとなることを願っています。
焼津市社会教育委員会
1 一人立ちできる子に…
子どもが、自分で考え判断し、行動する機会を多く持てるようにしたい。そのためには、家庭で、人としてのモラルは教えることがあっても、子どもの言動を制限したり指示したりすることは極力控え、信じることを第一義としたい。
こうした積み上げで、子どもは、自分で考え判断することを基本にして、自立していく。
2 自分の思いや考えを言える子に…
子どもが、他者の言葉を受け入れながら、自分の思いや考えを相手に伝えることが出来るよう、家庭での温かなコミュニケーションに努めたい。
こうした日々の中で、言葉の持つ優しさを感じ取り正しい使い方を身に付けていく。
3 周りの人と関わることができる子に…
子どもが、地域や社会で多くの人々と関わり合う場に参加できるよう後押ししたい。また、くじけそうになっても温かく見守り応援するようにしたい。
こうした過程で、家庭・学校・地域社会など様々な人と関わり合い、教えられたり勇気づけられたりしながら人との接し方を学んでいく。
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ページ更新日:2025年6月11日