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更新日:2023年9月6日
NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて、「焼津と徳川」をテーマとした特別展を開催します第1部では、市内に残る古文書やゆかりの品から、焼津における家康の足跡や伝説を紹介します。
焼津市は、あまり知られていませんが、徳川家康とのゆかりが大変深い土地です。市内には、家康にまつわる様々な伝説や史話が残っています。その事実を証明する同時代の史料はほとんどありませんが、「焼津の人と家康公とのつながり」が、その死後400年以上もの長い間、語られ、現在まで残ってきた、ということにこそ大きな価値があると言えます。
今回はこのことにスポットをあて、今も残る地名や名字、身近な史跡から、「家康」がどんな風に現在の私たちとつながっているのかを紹介します。
焼津に残る家康の足跡
戦国時代、「山西」と呼ばれた焼津市域は、駿河国と遠江国の境に位置し、今川、武田、徳川の三氏による激しい戦いの舞台となりました。市内に残る古文書を中心に、家康が天下人となる前の事跡を紹介します。
語り継がれた「家康伝説」
焼津市に伝わる家康に関する伝説は、「家康の敗走」とともに語られることが多いのが特徴です。「敗走伝説」の誕生と広がりには、水上交通の従事者が関係していることが指摘されています。焼津では特に有名な「八丁櫓伝説」をはじめとする伝説の数々を紹介します。
焼津を駆けた家康
大御所となった家康は、駿府城を居城とし、鷹狩りのために志太地域を度々訪れました。のちに「東照大権現」としてあがめられることとなる前の、「人間家康」と焼津の人々との触れ合いに注目します。
家康と焼津の寺社
戦国時代の武将の多くは、有力な寺社を取り込むことで支配基盤を強固なものとしており、家康もまた、社領や寺領の寄進をおこなっています。市内には家康を偲んで建立された神社もあります。ここでは市内の寺社と家康のつながりを示す史料を紹介します。
企画展ポスター
2023年9月16日(土曜日)から2023年11月26日(日曜日) 午前9時~午後5時
名称 | 焼津市歴史民俗資料館企画展コーナー |
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住所 | 焼津市三ケ名1550番地(焼津市文化センター内) |
電話番号 | 054-629-6847 |
ファックス番号 | 054-629-6848 |
入館無料
団体見学については事前にお申し込みください。
(詳細は下記関連リンクからご確認ください。)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館)
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焼津に残る家康伝説の多くは、その事実を証明する同時代の史料はほとんどありません。
しかし、伝説が歴史的な事実か、ということよりも、「焼津の人と家康公とのつながり」が、その死後400年以上もの長い間、語られ、現在まで残ってきた、ということが重要であると考えます。今も残る地名や名字、身近な史跡から、「家康公」がどんな風に現在の私たちとつながっているかを紹介し、地域の歴史に目を向けるきっかけづくりになればと考え企画しました。
焼津の人と家康公とのふれあいやつながりを通して、語り継がれてきた焼津ならではの「家康像」をご覧ください。
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