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「焼津市文化財保存活用地域計画」(案)に対する意見募集結果について

意見募集期間

令和4年7月1日(金曜日)から令和4年7月31日(日曜日)まで

意見提出件数

8件

頂いた意見の内容(要旨)とこれに対する考え方

No. 意見の内容 市の考え方
1 焼津市の素晴らしい歴史文化を未だ知らない人も多い。この魅力ある歴史を市民はもちろん広く紹介することで市が盛り上がると思う。
市民と市役所が一緒になって進めていく共同体制が出来たら良いと思う。
本市の魅力ある歴史文化を広く伝えていくことは、市として重要な役割であると認識しております。このため、本計画第6章において、企画展等の開催やSNSを活用した情報発信、また小中学校との連携により学習機会を充実させてまいります。
また、市民と行政が協働して推進していく体制としましては、同章の方針3に示すとおり、文化財所有者、学識経験者をはじめ歴史文化に関係する市民団体などで構成する「焼津遺産フォーラム」を開催し、本計画の進捗管理とともに情報交換の場となるような環境を構築していきます。
本計画に掲げる各方針に沿って、歴史文化を継承し、尚且つ活用していくことで地域振興や観光振興につなげていきます。
2 文化財の保存活用にはそれ相応の予算も必要になる。この計画を進めていくためにも文化財の保存と活用に対する予算措置を積極的に行っていくようにお願いしたい。 文化財の保存と活用を進めていくため、国や県の助成制度の活用などを検討しながら、財源確保に努めてまいります。
3 近年文化財は観光の目的地となる事が多く観光分野との連携が欠かせなくなってきている。市の文化財担当部局だけでなく観光部局とも一緒になって文化財を活用して市の活性化を促進してほしい。 文化財担当部局と観光部局との連携は、文化財の保存と活用を進めていくにあたり重要であると考えています。そのため、本計画第6章の方針3「つなぐ」のなかで、文化財担当部局と観光部局などを含む横断的な組織体制の構築を検討していくことにしています。また、方針5「活かす」のなかで、観光に関係する団体と連携した文化財活用事業を展開して、文化財を通して焼津の魅力を全国に発信し交流人口の増加を図っていく計画です。
4 市内唯一の国指定無形民俗文化財の藤守の田遊びの保存伝承に携わっており、今後も引き続き保存伝承活動を継続していきたいと考えている。その為にも補助金等の行政からの支援についても引き続きお願いしたい。 指定等文化財助成に関しては、第6章に示すとおり、国や県の助成制度を活用し予算の範囲内で補助金を交付するなど、十分に検討し進めていきます。
5 写真がもっと鮮明だったら良いと思う。
図に利用されている色と文字の色の組み合わせを工夫したら良いと思う。
漫画部分を拡大すると良いと思う。
重要文化財の不明部分の説明があると良いと思う。
深層水ミュージアムや栃山川自然生態観察公園の説明があると良いと思う。
写真および図で使用している色彩の組み合わせなどについては、更に見やすくなるよう工夫、修正します。文化財の補足説明や市内の施設については、この計画の性質上すべてを記載することは困難なため紹介のみとしているものがあります。これからにつきましては、今後計画を進めていくなかで、文化財や文化財に関係する施設に関する情報発信を広く行っていきます。
6 香集寺の山門が自然災害で無くなったことは残念で、今後このような事が再発しないように定期的な記録点検が必要だと思う。補修費用が必要になった場合「ふるさと納税やクラウドファンディング」の利用を検討が考えられる。
石碑墓石等について、自然劣化による消滅のための対策を行う必要があり、焼津辺文化遺産ガイドに掲載した物は覆いをするなど対策が必要。宗高の高徳寺に貴重な五輪の塔があるので対策をお願いしたい。
徳川と武田の合戦場となった当目砦について、周知されていないので発掘調査と見学コースの設置等をお願いしたい。
良知家に保存されている徳川家康の物とされる馬のアブミについて文化財に指定すると同時にレプリカを製作して資料館に展示したり、家康死亡に関する新説を紹介するなどして資料館の集客を高めることが出来ると予想する。
天然記念物だったアブラギリは江戸時代まで高草山地域の重要な現金収入源であった。ビジターセンターにアブラギリを植えて観光と教育に利用することを検討してはどうか?ヒマラヤ桜も珍しく人気があるので花沢城に植える事を提案する。
大井川収蔵庫について、農具など通常公開していない資料があると思うが、文化財の活用の観点から大井川庁舎や大井川保健センターを活用するなどして、地域の発展と教育などに役立てることを期待する
文化財を守り伝承していくため、第6章に記載の方針3「つなぐ」、方針4「守る」のなかで、指定等文化財所有者・管理者との連携を密にし、保存と活用に関する情報交換及び情報提供を行うことを計画しています。修理や管理の費用についても、第6章で計画しているとおり、指定等文化財への助成に取り組んでいきます。また、所有者・団体の意向を踏まえつつ、民間のクラウドファンディングの利用などについて、相談体制の整備を検討していきます(第6章共通措置)。未指定の文化財については、新たに「焼津(記憶)遺産」への登録制度を整備し(方針2「知る・伝える」)、過去に存在した文化財を含め保存と活用を図っていく計画です。収蔵資料の公開についても、方針2「知る・伝える」のなかで文化財を知る展示会等の充実を目指しており、より多くの方に収蔵資料を知っていただけるよう計画しています。また、個別の提案につきましては計画を進めていく中で研究してまいります。
7 大井川通史と焼津通史の合併号の出版を期待します。 本計画は、近年の社会状況の変化から文化財の保存・継承が難しくなってきている状況を踏まえ文化財保護法が改正されたことに伴い策定するものであります。また、本計画では、焼津市全域の文化財を対象として歴史文化を総合的に調査、確認のうえ、その結果を市民の皆様へ周知していく方針としております。大井川町通史と焼津通史の合併号出版につきましては、計画を進めていく中で研究していきます。
8 良いものを拝見させて頂きました。内容も多岐にわたり、地名にもルビが振ってあり読みやすく勉強になりました。 この計画により市民と行政が協働して文化財を掘り起こして価値を知り、伝え残していくと同時に、広く全国的に発信し活用していけるよう、計画を進めてまいります。

意見の反映状況

多数の意見をいただきましたが、意見による案の変更は無しで進めさせていただきます。

このページの情報発信元

焼津市 生きがい・交流部 文化振興課  

所在地:〒425-8502 静岡県焼津市本町2丁目16-32(市役所本庁舎6階)

電話番号:054-626-9412

ファクス番号:054-626-2188

ページID:13951

ページ更新日:2022年8月25日

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