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焼津漁港の概要

 概要と現状

全国有数の水揚高を誇る焼津漁港は、静岡県の中央に位置し、関東と関西を結ぶ東海道のほぼ中央という交通アクセスにおいて好条件な漁港で、水産文化都市づくりを目指す焼津市の中核として役割を果たしています。

津漁港には焼津港、小川港があります。焼津港は江戸時代よりカツオ漁が盛んな場所でしたが、更なる港の機能の拡大をはかるため「新港地区」が造成され、現在はかつお・まぐろを主とする遠洋漁業の基地となっています。小川港は、さば・いわし・あじなどの多獲性魚を採補する沿岸・沖合漁業の基地として栄えています。

概要

名称:焼津漁港

種別:特定第3種漁港(全国で13港のみ指定)

管理者:静岡県

指定年月日:昭和26年8月21日(第3種指定)、昭和35年3月21日(特定第3種漁港に種別変更)

漁港区域面積:567ha(陸域134ha、水域433ha)

 

漁港の種別

漁港の種別は次のように分類されます。

第1種漁港

その利用範囲が地元の漁業を主とするもの

第2種漁港

その利用範囲が第1種漁港よりも広く、第3種漁港に属さないもの

第3種漁港

その利用範囲が全国的なもの

特定第3種漁港

第3種漁港のうち水産業の振興上特に重要な漁港で政令で定められたもの

第4種漁港

離島その他辺地にあって漁場の開発又は漁船の避難上特に必要なもの

 

漁港

漁港整備計画

津漁港の整備は、1939年(昭和14年)に国の施策として着手されて以来、国庫補助事業による整備が継続されてきました。途中、太平洋戦争によりこの計画は中断されましたが、1951年(昭和26年)に漁港指定を受けてからは、1次漁港整備長期計画から第5次漁港整備長期計画へと工事が進められ、内港整備から外港整備に着手しました。

1977年(昭和52年)度を初年度とする第6次漁港整備長期計画からは、荷捌きの合理化、船の大型化などに対応するため、焼津地区は外港の完成を目指し、小川地区も狭隘な旧港から外港への転換を進め、その後、1982年(昭和57年)度からの第7次漁港整備長期計画に移行し整備が行われました。

1988年(昭和63年)度から始まった第8次漁港整備長期計画では、狭隘となった焼津地区内港の荷捌き機能を移設し、遠洋漁業、流通・加工拠点としての充実を図るため新外港(新港)の整備を進めました。

1994年(平成6年)度を初年度とする第9次漁港整備長期計画では、総合水産都市「焼津」の核となる都市型漁港と流通加工の拠点の形成を目標に、焼津・小川地区を一体化させるための埋め立て造成が進められてきました。計画期間が終了した2001年(平成13年)度までに、新屋・城之腰地先の埋立てが完了し、新市場の整備とともに新港への機能移転が進められました。

焼津魚市場・新屋売場
焼津魚市場・新屋売場(2001年(平成13年)3月竣工)

 

2002年(平成14年)度からは、「漁港漁場整備法」(2002年(平成14年)4月1日施行)に基づき新たにスタートした「漁港漁場整備長期計画」や「特定漁港漁場整備事業計画」により、水産物の安定的な提供・国際化に対応できる力強い水産業づくりや災害に強く安全な地域づくりを推進するとともに、「開かれた漁港」として漁業関係者以外の人々も利用できるような親水広場や多目的広場などの整備が行われました。

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焼津外港地区第5バース(2018年(平成30年)3月竣工)

 

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親水広場「ふぃしゅーな」(2009年(平成21年)3月竣工)

 

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フィッシングゾーン「ふぃしゅーな」(2009年(平成21年)3月竣工)

 

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多目的広場「ふぃしゅーな」(2016年(平成28年)8月竣工)

焼津漁港の津波対策

焼津漁港の管理者である静岡県焼津漁港管理事務所では、漁業関係者、地元住民、関係機関のご意見を伺いながら、様々な津波対策を行っています。

焼津漁港の津波対策【静岡県焼津漁港管理事務所】(外部サイトへリンク)

以下の画像は、「静岡県焼津漁港管理事務所からのお知らせ」ページにリンクしています。

胸壁地元見学会(外部サイトへリンク)

 

防波堤

沖の防波堤の粘り強い改良(工事中)

 

胸壁

内港胸壁(工事中)

このページの情報発信元

焼津市 経済部 漁港振興課  

所在地:〒425-8502 静岡県焼津市本町2丁目16-32(市役所本庁舎6階)

電話番号:054-626-1192

ファクス番号:054-626-2194

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ページ更新日:2024年2月1日

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