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更新日:2021年6月30日
下水道の施設は、ほとんどが地下に埋まっています。処理場やポンプ場の建物やマンホールなどが目につく程度ですが、それぞれの施設が十分な機能を発揮するように多くの人々によって維持管理が行われています。
本市の下水管は口径が20cmから180cmのものまであります。下水を正常に流すために、管内に堆積したゴミや土砂を取り除いたり、破損した箇所を修理したりします。
下水管がつまったり漏水したりすると、下水が地上にあふれ出たり、悪臭が出たり、あるいは雨水が多量に流れ込み、処理場の機能を狂わすことになります。このように、管渠やマンホール、公共ますの清掃や修理は重要な仕事であり、定期的な点検作業が常に行われています。
管渠で集められた汚水は土地の高低差による自然勾配で流れないとき、途中でくみ上げて汚水を処理場に送ります。
万一の停電に備えて、発電機も用意されています。
▲新屋下水ポンプ場
汚水をきれいにする下水処理施設は昼夜連続して運転されています。各施設はその機能が十分に果たせるように常に整備され、その運転状況は中央操作室で集中管理されています。
また、処理した水は、法律に定められた水質基準に合っているかどうか検査された後、駿河湾へ放流されています。
汚泥処理施設
処理をした汚泥はセメントの再資源として利用されています。
水質試験
水質基準に適合していることを確認するため常に水質試験が行われています。
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