ここから本文です。
更新日:2020年9月25日
農薬の使用に当たっては、次のことに注意してください。
住宅地等での使用|飛散による被害を防ぐ|使用の回数・量を減らそう|使用時に守ること|市が行う公園や街路樹への散布
住宅地や市街地で農薬を使用する際は、本人はもちろん、周囲にも十分に配慮しましょう。
学校や保育所、病院、公園などの公共施設や、街路樹、住宅地とこれに近接する土地、住宅地に近接する森林(公園など)、および住宅地に近接した家庭菜園・市民農園を含む農地の管理にあたっては、農薬を使用しない管理を心掛けましょう。また、農薬を散布せざるを得ない場合でも、農薬の飛散防止に努めるなど、十分な配慮をしましょう。
観察や見回りなどを行い、病害虫被害や雑草の発生の早期発見に努めましょう。発見が遅れると薬剤の効果が低下する恐れもあります。
「毎年この時期に散布しているから」といった、病害虫の発生や被害を確認せずに定期的に農薬を散布することは控えましょう。業者に作業を依頼している場合も同様です。
作物や樹木の種類によって、病害虫による被害の発生程度は大きく異なります。例えばツバキなどにはチャドクガが発生し、その毒毛により皮膚に湿疹を引き起こすことがあります。病害虫に強い作物や樹木、品種を選んだり、人への被害が予想される樹種を植えないなどよく検討しましょう。
同じ土地に、続けて同じ作物を栽培(連作)すると、病害等が発生しやすくなるので、避けましょう。また、窒素肥料が過剰になると病害虫が発生しやすくなる傾向があるので、注意しましょう。
特に公園などにおいては、害虫の捕殺や被害を受けた部分の除去などの物理的な防除を優先し、やむを得ない場合にのみ農薬による防除を選択しましょう。住宅地の近くの農地や家庭菜園などにおいても、同じです。防虫網などを活用しましょう。
誘引や塗布、樹幹注入や粒剤など、飛散の少ない農薬を活用しましょう。やむを得ず農薬を散布する場合は、害虫の発生箇所のみに散布するなど、最小限の区域の散布に留めましょう。
農薬の散布は、風が無風か弱いときに行うなど、天候や時間帯を選んで行いましょう。特に、近くに学校や通学路がある場合は子どもに影響が出ないように注意しましょう。散布作業中は風向きやノズルの向き等に十分に注意しましょう。
農薬取締法に基づいて登録された、対象の植物に適用のある農薬は、ラベルに記載された使用方法および使用上の注意事項を守って使用しましょう。
農薬を散布する場合は、事前に周囲に住んでいる方等へ看板や回覧等で十分な周知を行いましょう。周知内容は次の項目を含めましょう。
近隣に学校や通学路がある場合は、学校や保護者などにも連絡しましょう。
公園などでは看板やコーンなどによる表示などを行い、散布区域に気づかず人が立ち入ることがないように配慮しましょう。
次の項目について記帳し、一定期間保管しましょう。
ラベルに混用に関する注意事項がある場合は必ず守りましょう。農薬の現地混用、特に有機リン系農薬同士の混用は絶対にやめましょう。
焼津市が管轄する公園や街路樹では、害虫の発生状況を確認した上で、安全性の高い薬剤の適正使用をしています。
また、使用前に、対象区域内や近隣住民の方々などに向け、薬剤の使用予定について案内しています。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください