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更新日:2016年1月13日

焼津市花沢伝統的建造物群保存地区

伝統的建造物群

選定の種類

国重要伝統的建造物群保存地区

選定年月日

2014年(平成26年)9月18日

所在地

焼津市花沢、吉津及び野秋の各一部

解説

重要伝統的建造物群保存地区の官報告示について

国の文化審議会は、平成26年5月16日(金曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに2地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。この答申を受け、同年9月18日に文部科学大臣より告示(官報告示平成26年9月18日付号外第207号)され、焼津市花沢が県内初の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。

保存地区の概要

花沢遠景

花沢(はなざわ)は焼津市北方の山間部の谷地にある30戸ほどの山村集落です。保存地区は南北約800m、東西約240mで、街道沿いの屋敷地と、そのまわりの畑や山林を含みます。屋敷地が密集するのは南北約500m、東西約50mと狭長な範囲に限られています。地区の周囲は山々に囲まれ、南側の吉津地区の集落とは200mほど離れているので、山の中腹から遠望すると隠れ里のように感じられます。その一方、焼津駅からは約4キロメートルと近く、地区から国道150号線の通る日本坂トンネルまでは数分で出られるなど、市街地とのアクセスが大変良い場所にあります。

保存地区の中央には旧東海道といわれる日本坂峠への道が花沢川と並行して通り、集落は法華寺を北端として、その南に位置しています。屋敷は街道の西側に集中し、傾斜地のため石垣を築いて屋敷地を造成しています。敷地の平場を最大限に確保するため、石垣は道路際から築かれており、その石垣の直上に農作業などで使われた附属屋が建ち並んでいます。

建物には江戸時代の主屋(母屋)や附属屋が散在的に残り、明治時代後半以降のお茶・蜜柑・養蚕の盛行とともに建物が増改築されてきました。附属屋にはお茶などの農作業や蜜柑貯蔵のほか、蜜柑収穫時期に季節労働者が宿泊する建物も増築されました。中には隣同士の附属屋の2階をつないで部屋とした建物もあります。

街道沿いには石垣と附属屋が階段状に連なり、独特の景観を作り出しています。また、集落周辺の傾斜地は生業の場所として使われ、街道から望見できる場所に蜜柑畑や山林を持っています。特に蜜柑栽培は花沢を潤した生業で、昭和35年の栽培ピーク時には、一面が蜜柑畑となり、蜜柑を出荷するための索道が何本も引かれていました。

山の谷地に形成された花沢の景観は、街道沿いに連なる石垣と建物群が周囲の山林・畑地、川などの自然環境と調和し、独自の歴史的風致を形成しています。

伝統的建造物群保存地区制度と保存地区の指定

伝統的建造物群保存地区制度とは

伝統的建造物群は文化財保護法により「周囲の環境と一体をなして歴史的風致を形成している伝統的な建造物群で価値の高いもの」とされる文化財です。

市町村等は伝統的建造物である建築物や工作物とともに、これと景観上密接な関係にある庭園、水路、石垣等を環境物件として特定します。またこれらを含む歴史的まとまりを持つ地区を伝統的建造物群保存地区として決定し、保存を図ります。

また、国は市町村申出にもとづき、わが国にとって価値が高いと判断されるものを重要伝統的建造物群保存地区に選定します。

文化庁パンフレット(PDF:3,008KB)

「焼津市花沢伝統的建造物群保存地区」の指定について

位置図

焼津市花沢の伝統的な建造物群と、これらと一体になって価値を形成している周囲の環境を保存するため、平成26年2月に都市計画決定並びに保存計画を告示し、保存地区制度の運用がスタートしました。保存地区面積は約19.5ヘクタールで、花沢、吉津(よしづ)及び野秋(のあき)の一部を含み、総称として花沢と呼ばれる範囲です。

伝統的建造物群保存地区内では、建築物などの現状を変更(新築・増築・改築・修繕などの外観の変更)するときや土地の造成、樹木の伐採などを行う場合は許可が必要となります。

それにあわせて市は、建築物などの修理や修景などの歴史的景観の維持、保全を図る事業に対し補助金などの財政的支援と技術的指導を行います。

具体的な現状変更の基準やまちづくりの方向性は「保存計画」によって定められています。

今後は、現状の維持を図りながら必要に応じて修理等を行い、歴史的な環境を守りつつ、さらに充実した住環境整備を、住民と行政が一体となって目指していきます。

「焼津市花沢伝統的建造物群保存地区保存計画」(PDF:1,370KB)

条例・施行規則

保存地区に係る条例、施行規則は以下のとおりです。

交通案内

マイカー

東名高速道路・焼津IC下車、国道150号を静岡方面へ進みます。

新日本坂トンネル手前「野秋」交差点を左折し、すぐの交差点を右折。

道なりに進み高架下のつきあたりを左折し、300メートルほど進んだ左手に「花沢の里観光駐車場」があります。そこから徒歩で法華寺までは約10分。

*臨時駐車場もあります。

公共交通機関

JR焼津駅から

焼津駅南口1番のりばから、焼津市自主運行バス「焼津巡回線ゆりかもめ」に乗ります。9つ目のバス停「高草山石脇入口」で下車。乗車時間はおよそ12分。

そこから坂道を徒歩30分のぼり、花沢集落入口の常夜灯前に到着。法華寺まではさらに徒歩7分。

【注意】

自主運行バスは、JR焼津駅を中心に焼津地区を循環しています。「ゆりかもめ」は8の字に、「さつき」は逆8の字に運行しています。乗り間違えのないようにお願いします。また、便が限られていますので、お帰りのバスをご確認の上お越しください。

ご見学にあたってのお願い

  • 保存地区は一般の生活の場所です。無断で敷地内に入らないなど、マナーを守ってご見学ください。
  • 保存地区内の道路は狭く、車のすれ違いができない箇所が多くあります。お車でお越しの方は、吉津地区の観光駐車場をご利用いただきますようお願いいたします。
  • ペットをお連れの際は、糞の始末等をお願いします。

重な歴史的景観を守るため、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

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お問い合わせ

所属課室:焼津市教育委員会生涯学習部文化財課歴史民俗資料館

住所:郵便番号425-0071 静岡県焼津市三ケ名1550(焼津市文化センター内)

電話番号:054-629-6847

ファクス番号:054-629-6848

Email:rekimin@city.yaizu.lg.jp

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