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黒土を利用した生ごみ処理容器『キエーロ』

黒土を利用した生ごみ処理『キエーロ』は、黒土の中に生息するバクテリアが元気よく働いて生ごみを分解し自然に戻します。

黒土に生ごみを混ぜるだけなので手間が少なく、正しく使えば臭いや虫の発生も抑えられます。

毎日家庭で発生する生ごみを、キエーロを使って処理し、燃やすごみを減量しましょう。

市民モニター募集中

市では燃やすごみを減量するため、キエーロのモニターを募集しています。

2カ月程度使用していただき、アンケートのご提出をお願いします。

なお、使用したキエーロの返却は不要ですので、引き続きご家庭で生ごみ処理を継続してください。

PRチラシ(PDF:257KB)

募集対象

市民(1世帯1台まで)

規格

幅約90cm×奥行約35cm×高さ約80cm

募集人数

在庫が無くなり次第終了

申込み方法

電話、電子メール、申込フォーム(外部サイトへリンク)のいずれかから申込できます。

電子メールの場合は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記載してください。

備考

  • お申し込みからキエーロのお引き渡しまでに、時間がかかる場合があります。
  • 処理容器に入れる黒土については、ホームセンター等で購入をお願いします(目安:100リットルで3,000円程度)。
  • キエーロは藤枝特別支援学校焼津分校の生徒による手作りです。

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キエーロを体験した方々の声

モニターを経験した方々の声(PDF:634KB)

モニター追跡調査(平成29年6月実施)結果(PDF:134KB)

モニターの皆さんからよく聞かれる感想

  • 天ぷら油を入れたら分解が早くなった。おかげで天ぷら油の処理が不要になった。
  • 黒土が良い堆肥になるので、堆肥を作る目的で生ごみ処理を行っている。
  • 畑や家庭菜園をやっている家庭にお勧めしたい。
  • 水切りの必要が無く手間が少ない。燃えるごみの量が減った。

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キエーロの構造

キエーロは、黒土の中に生息するバクテリアによって生ごみが分解される性質を利用した生ごみ処理容器です。

黒土を囲うことができる木枠と、雨を防ぎ太陽光を取り入れることができる透明な屋根からできています。

全体写真

全体図

高さ80センチメートル×幅90センチメートル×奥行35センチメートルほどの大きさです。
雨を防ぐため透明の屋根(透明ポリカーボネート製)を付けてあります。

上から見た写真

構造図上から

外気の影響を受けにくくするとともに、木材の隙間から黒土が流失しないよう、木枠の内側に断熱材を入れてあります。

横から見た写真

横からの図

上部側面の空気口を通って空気が循環し、バクテリアが住みよい環境を形成します。

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キエーロの使い方

生ごみを3~4日分ためる

生ごみ

ふた付きの容器をご用意いただき、毎日出る生ごみを3~4日分ためてください。
生ごみを細かく刻むと分解が早くなります。
腐りやすいものはそのまま土に埋めてください。
ぬかを混ぜておくと乳酸発酵するので、夏場も腐ることなく分解も早くなります。

穴を掘って生ごみを入れる

生ごみ投入

深さ20~30センチメートルほどの穴を掘って、ためておいた生ごみを投入します。
土がカラカラに乾いている場合は少量の水分を加えると分解が早まります。

黒土をかける

混ぜる1

穴を掘る時に掘り出した黒土を生ごみにかけます。

黒土と混ぜる

混ぜる2

生ごみと黒土が良く混ざるようにザクザクと混ぜます。
大きな生ごみはシャベルで砕くように混ぜてください。
適宜水を加え、生ごみと黒土を混ぜてドロドロの状態にすると分解が早くなります。

黒土をかぶせて作業完了

作業完了

上から乾いた黒土をかぶせ、生ごみを完全に覆います。
黒土をかぶせることで、においを抑え、虫の発生や猫・カラスの被害を防ぐことができます。

最後にふたを閉めて完了です。
生ごみは夏場においては1週間程、冬場においては2週間程で分解されます。

次回の投入のために

埋める場所を変えて、上記投入作業を繰り返します。
キエーロの場合、3カ所から6カ所程度の投入場所を確保できます。
一巡した頃には、最初に投入した生ごみは分解されています。
前回投入した場所を忘れないために、目印になるものを置いておくと便利です。

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たい肥の作り方

葉っぱや草などを入れ、それらが完全に分解される前に取り除けばたい肥になります。
約3カ月間生ごみ処理を続けることで、黒土をたい肥として利用することができるようになります。

うまく使うコツ

  • 生ごみは小さく細かく切る。
  • 冬場は温度が下がりバクテリアの働きが低下するので、空気口をタオルなどで防いであげると効果的です。
  • 黒土の表面はサラサラ、中はしっとりくらいがベストの状態です。

虫が発生したときは

殺虫のため、黒土に熱湯をかけてください(かけ過ぎに注意)。
また、黒土の天日干しも効果的です。

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生ごみ処理のことをもっと知ろう

バクテリアも生き物です。ここで紹介した方法では上手くいかない場合もあります。
実際に使用し、自分なりの方法を見つけ、楽しみながらごみ減量にご協力ください。

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このページの情報発信元

焼津市 市民環境部 環境課  

所在地:〒425-8502 静岡県焼津市本町2丁目16-32(市役所本庁舎3階)

電話番号:054-626-1130

ファクス番号:054-626-2183

ページID:5303

ページ更新日:2023年7月25日

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