ここから本文です。
更新日:2010年3月1日
交通事故や転倒、スポーツ外傷などの後に、脳脊髄液が漏れだし減少することによっておこる病気です。
頭痛、首の痛み、めまい、倦怠、不眠、記憶障害などの様々な症状が現れ日常生活に支障が生じているにもかかわらず、周りの理解が得られず苦しい思いをされている方もいらっしゃいます。
特別な病気のように思われがちですが、いつでも誰にでも日常的な出来事によって引き起こされる可能性があり、私たちにとって身近な病気です。
交通事故やスポーツ外傷が発症した後、頭痛などの症状が見られる場合は、脳脊髄液減少症によるものである可能性もありますので、安静を保ちつつ、脳神経外科等の専門医に受診するなど適切な対応が大切です。
診断基準や治療方法は確立されていませんが、国において平成19年度から診断・治療の確立に関する研究班が設置され医学的な解明が進められています。一部の研究者によりますと、「急性期の患者さんの場合は安静臥床と水分摂取のみで自然治癒する可能性があること、慢性期で自然治癒が期待できない場合にはブラットパッチ療法(注)が有効であること」が報告されています。
しかし、ブラッドパッチは健康保険が適用されていないのが現状です。
脳脊髄液減少症研究会ガイドライン作成委員会「脳脊髄液減少症ガイド2007」
日本神経外傷学会「頭部外傷に伴う低髄液圧症候群の診断基準などについて」
脳脊髄液減少症研究会ガイドライン作成委員会「脳脊髄液減少症ガイドライン2007」
髄液が漏れ出ている部位の脊椎硬膜外腔に患者さん自身の静脈血を針にて注入します。
血液が粥状に固まり、癒着をすることによって髄液の漏れを塞ぐ治療法です。
静岡県難病医療拠点病院(浜松医科大学医学部附属病院)と焼津市立総合病院をはじめとした県内39箇所の協力病院で可能です。詳しくは県のホームページをご覧ください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください