更新日:2021年4月1日
子どもの予防接種
予防接種する時の注意
予防接種は健康状態が安定している時に受け、その病原体の感染を予防するものです。必ずお子様の体調の最も良い時に受けてください。
接種時は必ず健康状態の分かる保護者が同伴してください。
詳しくは、生後1カ月半~2カ月頃に伺う「こんにちは赤ちゃん訪問」の際に配布する「予防接種と子どもの健康」または「予防接種手帳」をご覧ください。
ワクチン毎に接種対象期間やおすすめの接種時期があります
予防接種は予防接種法に基づいて実施しています。注意事項(月齢及び年齢、間隔、回数)を守り、かかりつけ医師と相談の上、予防接種を受けましょう。
ワクチンによって次に受けるまで「あける間隔」が決まっています。
- 注射生ワクチン【BCG・麻しん風しん混合(MR)・水痘・おたふく】は27日以上あけてから次の注射生ワクチン予防接種を受けてください。
- 不活化ワクチン【B型肝炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合(DPT-IPV)・二種混合(DT)・不活化ポリオ・日本脳炎・子宮頸がん予防・インフルエンザ】、経口生ワクチン【ロタ】は制限はありません。
定期予防接種
焼津市と藤枝市の委託医療機関で受けることができます。
定期予防接種委託医療機関についてはPDFファイルをご覧ください。
焼津市、藤枝市の委託医療機関以外で接種する場合は、事前の申請が必要です。詳しくは保健センターへお問い合わせください。
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票(予診票は「こんにちは赤ちゃん訪問」の際にお渡ししています。予診票がない場合は各医療機関または保健センターにて母子健康手帳で接種歴を確認の上お渡しします)
- 費用
ロタウィルスワクチン
対象
- 1価(ロタリックス)…生後6週から生後24週0日までの子
- 5価(ロタテック)…生後6週から生後32週0日までの子
(いずれも令和2年8月1日以降に生まれた子が令和2年10月1日以降の接種が対象)
方法
- 1価(ロタリックス)…27日以上の間隔で2回接種
- 5価(ロタテック)…27日以上の間隔で3回接種
いずれのワクチンも、初回接種は生後14週0日までに行うことが推奨されています。
B型肝炎ワクチン
対象
方法
- 27日以上の間隔で2回接種、さらに初回接種から139日以上の間隔をおいて1回接種(計3回)
ヒブワクチン
対象
- 生後2月以上生後60月(5歳)に至るまでの間にある子
方法
初回接種開始が生後2月~生後7月まで
- 初回接種:27日(医師が認める場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種
- 追加接種:初回接種の3回目接種終了後7月以上、標準的には13月までの間隔をおいて1回接種
初回接種開始が生後7月の翌日~生後12月まで
- 初回接種:27日(医師が認める場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて2回接種
- 追加接種:初回接種の3回目接種終了後7月以上、標準的には13月までの間隔をおいて1回接種
初回接種開始が生後12月の翌日~生後60月に至るまで
小児用肺炎球菌
対象
- 生後2月以上生後60月(5歳)に至るまでの間にある子
方法
初回接種開始が生後2月~生後7月に至るまでの間
- 初回接種:27日以上あけて3回接種(生後12月までに完了)
- 追加接種:初回の3回目から60日以上の間隔をおいた後であって、生後12月に至った日以降に1回接種(生後12月~15月に至るまでの間)
初回接種開始が生後7月に至った日の翌日~生後12月に至るまでの間
- 初回接種:生後12月までに27日以上あけて2回接種
- 追加接種:生後12月以降に、初回の2回目から60日以上あけて1回接種
初回接種が生後12月に至った日の翌日~生後24月に至るまでの間
初回接種が生後24月に至った日の翌日~生後60月に至るまでの間
四種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎)
対象
- 生後3月~90月(7歳6か月)に至るまでの間にある子で、生ポリオワクチン・不活化ポリオワクチン及び三種混合ワクチン未接種者
方法
- 1期初回…20日~56日の間隔で3回接種
- 期追加…1期の3回目接種後、標準的には12月~18月の間に1回接種
不活化ポリオワクチン
対象
- 生後3月~90月(7歳6か月)に至るまでの間にある子
方法
- 1期初回…20日~56日の間隔で3回接種
- 1期追加…1期の3回目接種後、標準的には12月~18月の間に1回接種
二種混合(ジフテリア、破傷風)
対象
- 生後90月(7歳6か月)までに四種または三種混合1期を3回以上または二種混合1期を2回以上接種済みで、小学6年生~中学1年生の誕生日の前日までの子
方法
BCG
対象
- 生後12月に至るまでの間にある子(標準的な時期:生後5月~8月)
方法
麻しん(はしか)・風しん混合ワクチン
対象
- 1期…生後12月(1歳)以上24月(2歳)未満
- 2期…5歳以上7歳未満で、小学校就学前の1年間(幼稚園でいう年長児相当)
方法
水痘
対象
方法
- 初回接種…生後12月から15月に至るまでに1回
- 追加接種…1回目の接種から6月から12月の間隔をおいて1回
- 日本脳炎ワクチンの供給不足について
- 第1期、第2期の日本脳炎ワクチンの接種は、2005年(平成17年)5月より、積極的接種勧奨を一部差し控えていました。2011年(平成23年)5月20日の法改正により特例措置ができました。
対象
- 1期…生後36月(3歳)~90月(7歳6か月)に至るまでの間にある子
- 2期…9歳から13歳未満で、1期を2回以上接種している子
方法
- 1期…6日~28日の間隔で初回2回、初回2回目から1年の間隔をおいて追加接種1回(計3回)
- 2期…1期3回目からおおむね5年後に1回接種
特例措置の対象について
- (1)1995年(平成7年)4月2日~2007年(平成19年)4月1日生まれの人は、20歳の誕生日の前日まで不足分を公費負担で接種できます。
- (2)2007年(平成19年)4月2日~2009年(平成21年)10月1日生まれの人は、満9歳から13歳の誕生日の前日まで不足分を公費負担で接種できます。
子宮頸がんワクチン
平成25年6月14日付けで、厚生労働省より子宮頚がんワクチンの定期予防接種の積極的勧奨の一時差控えが勧告されました。これは子宮頚がん予防ワクチンとの因果関係が否定できない副反応が見られたことを受け、適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされたところによる一時的な措置です。接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。厚生労働省のホームページで子宮頚がんワクチンに関する情報をご覧いただけます。
対象
方法
組換え沈降2価ヒトパピローマウィルス
- 3回接種(2回目:1回目の接種から1月~2月半、3回目:2回目の接種から5~12月)
組換え沈降4価ヒトパピローマウィルス
- 3回接種(2回目:1回目の接種から少なくとも1月以上あけて、3回目:2回目の接種から少なくとも3月以上あけて)
任意予防接種費用を一部助成します
お子様のロタウイルスワクチン、おたふくかぜワクチン、インフルエンザワクチンの接種費用の一部助成が受けられます。接種日に焼津市民であることが条件です。
ロタウイルスワクチン
- ロタウイルスワクチンには1価ワクチン(ロタリックス)と5価ワクチン(ロタテック)があります。どちらのワクチンを接種するかは医療機関にご確認ください。
対象
令和2年7月31日以前に生まれた子
- 1価…生後6週から生後24週0日までの子
- 5価…生後6週から生後32日週日までの子
助成金額
- 1価…1回につき5,000円(生活保護世帯は全額助成)
- 5価…1回につき3,500円(生活保護世帯は全額助成)
助成回数
- 1価…1人につき2回まで
- 5価…1人につき3回まで
おたふくかぜワクチン
対象
- 生後12月(1歳)から生後24月(2歳)に至るまでの間にある子
- 小学校就学前の1年間(幼稚園でいう年長児相当)にある子
助成金額
助成回数
インフルエンザワクチン
各シーズンの10月1日から翌年3月31日までに受けた接種が対象です。
対象
助成回数
- 小学生以下…1シーズンにつき2回まで
- 中学生…1シーズンにつき1回のみ
助成金額
助成方法(各ワクチン共通)
(1)焼津市または藤枝市の協力医療機関で受ける場合
医療機関の窓口にて「任意予防接種(受領委任払)申請書」を記入し、接種費用と助成費用の差額を支払ってください。
持ち物
- 母子健康手帳
- 接種の記録(母子健康手帳、予防接種済証、予診票の写しなど)
- 印鑑(シャチハタは不可)
- こども医療費受給者証など住所が分かるもの
- 生活保護世帯の場合は、福祉事務所が発行する「生活保護受給証明」
持ち物
- 接種者名が記載された領収書
- 接種の記録(母子健康手帳、予防接種済証、予診票の写しなど)
- 印鑑(シャチハタは不可)
- 振込口座のわかる通帳(保護者名義のもの)など
- 生活保護世帯の場合は、福祉事務所が発行する「生活保護受給証明」
申請期間…接種後1年間
特別の理由による再接種が必要な方への接種費用の助成
定期予防接種後に臓器移植や小児がんなどの病気治療により免疫能が低下もしくは消失し、再接種が必要と医師に判断された者の予防接種費用助成を行います。該当される場合は、再接種を受ける前に健康づくり課にご相談ください。
助成内容
- 過去に定期予防接種として受けたワクチンの再接種費用(但し、焼津市で定める定期予防接種委託料を助成上限額とする。)
手続きの流れ
- 対象者認定申請する(申請には主治医の意見書の提出が必要となります)。
- 医療機関にて再接種を受ける。
- 接種医療機関に助成対象者が全額を支払った後に、市に申請する(償還払)。